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ウェルカム花金! みなさんこんにちは、『水曜日のダウンタウン』がないと生活リズムが狂う伊沢です。

今週はクイズ案件ばかりでして、アイドルグループ仮面女子の桜雪さんにTwitterで拙著についてツイートして頂いたり、水・木と2日連続でテレビに出たりと賑やかでした。

その水曜に放送されたのが、僕はじめQuizKnockライター陣が出演したTBS『東大王』。新しいアプローチのクイズ番組で楽しかったんですが、結果は鶴崎に負けて2位。かねてより実力を知っていただけに彼の優勝が嬉しい反面、当然ながら悔しさもあり……。 というか、

悔しい‼‼ 負けたら悔しいに決まっとるわいな! しかも2人とも後輩、年下! 俺はクイズ10年やってるんだぞ、若造め!

これはリベンジしなければならない。次回? 遅すぎる。もちろん、放送翌日すぐにだ。


ということで、僕は2人を呼び出した。先輩だから。

いやいや、伊沢さん。昨日の今日じゃないですか。放映あったばかりでしょ?
「あ、ボク授業あるんで遅れて行きますね~。(電話で)」
とはいえ、テレビレベルの問題をすぐ集めるのはまず無理だ。 「我々は考えました……何を扱えばすべての方々に平等・公平な勝負になるだろうか……?」
そこで俺が考え出したゲームが、「限界しりとり」だ! 
ざわ……
ざわ……ざわ……
うし…うし…
 

「限界しりとり」ルール

  • 参加者は互いに持ち時間15分を持って戦う。持ち時間がゼロになったら負け。
  • 「しりとり」の「り」から始めて、しりとりを行う。各プレイヤーが答えを考えている間、その人の持ち時間が減り続ける
  • 2~11(J)までのトランプを用意し、伏せて山札とする。自分の番ごとにそこから一枚引き、出た数字と同じ文字数の単語で答えなければならない。ただし、Jは11文字以上とする。
  • 対戦は、まず『東大王』で鶴崎に負けた伊沢と水上で準決勝を行い、勝者が決勝戦で鶴崎に挑戦する。決勝戦を制したものが栄えある『第1.5回東大王』に輝く。
  • ただし、鶴崎は途中参加ゆえに試合慣れがなく不利であり、かつ第1回優勝者ということで、2回パスを使うことが可能。

※しりとり上の細かな規定

  • 固有名詞オールオーケー。西洋人東洋人ともに、対象が1人に特定できる名前でなければならない(「イチロー」は○、「スミス」は×)。
  • 「ゃゅょ」や「っ」、「ー」も一文字としてカウントする。
  • たとえば「ヒラリー・クリントン」は9文字。「ダライ・ラマ14世」は12文字。「ダライ・ラマ」は無効。
  • 解答が「関口メンディー」の場合、次の解答は「い」から。「ハリー・ポッター」の場合は「た」から。

次のページに続く(1/5)。

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この記事を書いた人

伊沢拓司

QuizKnockCEO、発起人/東大経済学部卒、大学院中退。「クイズで知った面白い事」「クイズで出会った面白い人」をもっと広げたい! と思いスタートしました。高校生クイズ2連覇という肩書で、有難いことにテレビ等への出演機会を頂いてます。記事は「丁寧でカルトだが親しめる」が目標です。

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