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河村2問目 お題「ニウエ」

おぉお!!!
素晴らしい!!

▲ここに来て最も小さな誤差を叩き出した

ようやく成功例が!!
南太平洋の国」って入れて青とか赤のイメージに誘導したのが活きたか。

▲ちなみにニウエの国旗はこちら

なるほど! これ誘導だったのか!!
あと「青」を一番上に置いたらそっちに流れてくれるかなとも思ってた。

▲選択肢の「順番」も重要なポイントなのだ

そうか、そういう手が! トムヤムクンはみんなトムで止まっちゃってたのか~!!
志賀さんは逆に「クン/ヤム/トム」にすべきだったんですね。
出題意図が不明すぎるよ。
それにしても、一見単純に見えてこんなに工夫が凝らしてあったとは……!
これは河村さんが見事だな~!

▲河村のファインプレーで結果もわからなくなってきた……!

川副2問目 お題「ノーベル文学賞&新聞の切り抜き」

次は僕の問題なんですが……これちゃんと読めました?
頑張ってるなあと思って見てたよ。

これ絶対「健康生活」の「康」取ってきたでしょ?
大当たりです。ちなみに、他にまだ気付くことありませんか?
日本経済新聞?
あ、当たりです! 日本経済新聞の表紙の「日本」を借りてきました。

▲「日本」を冠する名前のありがたみ

「ウラにあった驚きの事実とは?」のミステリー感ええな。
この文書を作るまで、結構苦労したんですよ。
まず、市内のコンビニを回って売ってる新聞全種類買い集めてきました

▲新聞切り抜きといえば「脅迫状」のイメージがあるが、地道な活動が必要のようだ

エグ~~!
あとは、これだけじゃ心もとなかったのでニャン活の特集釣場速報も……。

▲やさしいせかい

おい趣味出てるぞ。
今は永源寺でイワナがコンスタントに上がってるらしいですよ
釣場速報だけちゃっかり読んでるな。
とにかく大変だったってことです。それで完成したのがこちらなんですが、特に苦労した文字、どれだかわかりますか?

▲汗と涙の結晶

「受賞」の「賞」が明らかに小さいけど、これ?
そうなんです。家族総出で探したんですが、「賞」の字だけ本っっ当になくて。
家族にこんなことやらせるんじゃない!
結局めちゃくちゃ小さい賞がひとつ見つかっただけでした。

▲見れば見るほど苦労が伝わってくる

え? じゃあ「文学賞」の方の「賞」は?
これですか? これは

これを

こうです
セコすぎる
なんかこれシーズンによりそうですね。賞がいっぱい発表されてる時期ならありそうなんだけど……。
というかこれ、競馬新聞買えばよかったのでは?

▲気づいちゃった河村

!!!!!!!?!?
あああぁぁぁぁぁあああ~~~~~~~~~
僕の2時間…………。

▲「マジでなんだったんだろう……」

ガチへこみしちゃった。
とりあえず結果見ようか。

おお~~!!!
これはいいんじゃないですか!?
みんな引っかける方は割と得意ですね。
意地の悪いクイズプレイヤー達かもしれない。

志賀2問目 お題「自撮り」

志賀さんの縛りは河村さんから投げられた「自撮りを使う」でしたね。
そうですね。今までそんなクイズ作ったこともなかったんですけど、私の趣味にコスメとかメイクがあったのを思い出してテーマにしました。

最近流行りのアジアンコスメで一番意外性があるタイを答えにすれば、韓国と中国のどっちかに引っ張られて正解率下がるんじゃないかな~。
これ20%いかない気もするな~~。
韓国にだいぶ引っ張られそうですよねぇ。

▲1問目で大きく読みを外した志賀。2問目はどうなる……?

これ何が誤算だったかって、タイのコスメが流行ってたのって去年とか一昨年だったんですよね。

そのせいでタイコスメを扱ってるお店が大体閉まってて。全然見つからず、結局上野まで買いに行きました。
作問以外で苦労してる人多くない?
街中を探し回って作った問題、報われるでしょうか。正解率を見てみましょう!

うぁああ~~そっか~~~~~

▲2問とも目標値を下回る結果に

三択でこんな低くなる!??
これ以上下げろって言われても難しいぐらい下がってますね。
やっぱみんな韓国に流れたのかな~~
でもこれはファッションに気を遣う志賀さんでないと問題にできない縛りだったので、当たるべき人に当たったと言えるかもしれませんね。

シャカ夫2問目 お題「〇×クイズ」

では最後のシャカ夫さん、何かありますか?
あ~~~~これは悪夢のシナジーです、〇×クイズと20%はもうあり得ない。

▲〇×クイズと正解率20%、混ぜるなキケン

本当に信じられないくらい相性悪いな。
自分なりに考えてはみたんですけど、さっきも言いましたがQuizKnockの読者ってめちゃくちゃクイズ強いんですよ。
それは本当にそう。

▲相手が「QuizKnockの読者」だからこそ読みが難しいのだ

みんなクイズへの理解度が高いので、まず2択で50%を割ることがほとんどないんですよね。
単純な知識を問う問題であれば簡単に50%を超え、引っかけようとしてもみんな読んでくるんで、もう無理なんですよ。
で、結構考えたんですけど、フッとなんかもうどうでもよくなりまして。

▲「そういう境地」までいってしまったシャカ夫

あ~~~あ~~~~~
クイズプレイヤーであることを捨てようと。納得のいく解説、あっと言わせるような答え、あるいは美しい問題文とか、そういったものはもう捨てようと。
めちゃくちゃ追い込まれてる。
俺はQuizKnockのシャカ夫じゃないと。そういう風に思い立ちまして。
色々ダメだろ。

▲ひとりのクイズプレイヤーが自分を見失う恐ろしい作問対決

で、一番最初に思い浮かんだのがだまし討ちです。
何の利益もない、ほんまに何の利益もないところで引っかけて、読者をただただ混乱させる、そういう問題を作るしかないと思いまして。
最低だ。
普通PRが書かれていないのにPRに言及する意味はないんですよ。今までクイズが難しかったのは何かしらの裏があるんじゃないか、PRのネタばらしがあるんじゃないかと思うじゃないですか。
ないんですねぇ……。

▲「ないんですねぇ」じゃないよ

だからもう渾身の1問です。
なんでこの人こんなに胸張れるんだ??
もうここまで来たら二択の限界が見たくなってきたもんね。
それでは正解率を見てみましょうか。こちらです!

いやこれは、頑張った!!!!
いや、これはすごいよ!!!
でも、まだみんな考えすぎじゃない? PRが書かれてないと思ってるの?? 30%も???

▲いろいろダメだったけど、良かった!

読者が強者すぎる……。
良くないのが、これシャカ夫の8問目の前に7問騙されてるから。
ここにたどり着く頃にはもうみんな疑心暗鬼になってたんですかね。

▲これまでの7問で読者が我々の手口を学習していった可能性が高い

Twitterの反応見てたら「最後の問題正解できて嬉しい!」みたいなんがあってんけど、
何が嬉しい?
どういう嬉しさ? それは。

▲もうみんながわからない

wwwwww
ヤバい人がヤバいこと言ってるだけやからね。
シャカ夫、折角なら何かPRしとくものないの?
えぇえ~~、なんもないなぁ。
あ、3月26日に僕のデカめの記事が出ました。

「細かすぎて伝わらないインテリモノマネ」選手権、みんな読んでね!

記事の中で記事の番宣してる人初めて見たよ。

結果

それでは総合結果の発表です。作問対決の順位は、こうなりました!

おお~~~。
やった~~~~~!
川副さんは1、2問目ともに誤差を低く抑えたのが功を奏した形ですね。
シャカ夫は……よく頑張ったと思うよ。

▲皆さんよく頑張りました

というか、今回全体的に正解率めちゃくちゃ低かったですね。
普段の記事だと楽しんでもらうために正解率70~80%を目指すことが多いですからね。

実際今回Twitterでめちゃくちゃ見られた感想が、

むずすぎる。
それはそう!
50%狙いの問題で20%台続出してましたからねぇ。
これ読者の方しんどかっただろうなぁ~~
ようやく最後までたどり着いたと思ったら悪意の塊みたいな問題に殴られて……。
その節は本当に申し訳ない……。
とりあえず1回みんなで読者に謝っとこうか。
そうしましょう、くわばらくわばら。

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この記事を書いた人

川副 啓太

京都大学文学部4年の川副です。日々の一コマが少し楽しくなるようなクイズをお届けできればと思います。よろしくお願いします!

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