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どうも、シャカ夫です。

フジテレビの『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』、面白いですよね! 「わからないようでわかる」ニッチなモノマネを参加者が披露していく名番組。毎度、各モノマネの目のつけどころの鋭さに感服してしまいます。

▲これは番組とは何の関係もない、「サルのものまねをするイクメン」のフリー素材

この番組を観ていた私は「ある可能性」に思い当りました。知識自慢のQuizKnockメンバーなら、よりニッチでディープなモノマネを生み出すことができるのでは?

こうした思いつきを発端にして、深い知識とモノマネには一家言あるQuizKnockメンバーが集結しました。

細かすぎて伝わらないインテリものまね選手権

ここに開幕です!!

今回の参加メンバー

※本企画は換気・消毒などの感染対策を徹底した状態で、撮影時のみマスクを外す形で進行しております。

皆さん、ごきげんよう。お集まりいただき、誠にありがとうございます。

▲シャカ夫はモニター越しから参戦

進行役だけがリモート参加って、珍しいな。
デスゲームみたいだ……。
皆さんは「細かすぎて伝わらないモノマネ」好きだったりします?
あんまり知らないんだけど、360°さぶろくモンキーズの杉浦さんがめっちゃ出てることは知ってる
大好きじゃん。
360°モンキーズ 杉浦双亮:太田プロダクション所属のお笑い芸人。独特な外国人野球選手のモノマネで異彩を放っていた。現在コンビは解散。
伊沢さんは運がいいですね。今日この場以上に、「細かすぎるモノマネに向いている空間は存在しませんから。
なんで?
ここまで教養と雑学をためこんだメンバーが集まったんです。どれだけネタが細かくても、絶対に拾ってくれるはずです。

▲モノマネ最強空間

なるほど、バフがかかってると。
いや、その理論は「"インテリ"モノマネ」でしか成立しないけどね?

1人目:伊沢拓司

我らがQuizKnockを率いるリーダー、伊沢拓司さんの挑戦です。本日は、直後に別の仕事がひかえているにもかかわらず、参加してくださりました。どんだけ好きやねん。

披露!

▲伊沢のガチなオーラによって会場全体に緊張が走る

それでは、いきます! …………ドゥンドゥクドゥクドゥン ドゥンドゥクドゥクドゥンドゥン!
本家の入場BGMまで歌うんだ……。
しかも、旧バージョンのやつ)なんだ……。

※『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナーだった頃のこと

第146回芥川賞贈呈式における、田中慎弥のスピーチと、達者すぎる司会
田中慎弥:山口県出身の小説家。芥川賞を受賞した『共喰い』の他、三島由紀夫賞を獲得した『切れた鎖』などの代表作がある。
本当にこんな感じなの!?
本当にこんな感じだったし、司会はめちゃめちゃウケてました
「万感の思い」って言ってるのか。全然知らなかったけど、なんかめちゃくちゃわかる。
ネタの力加減が絶妙すぎる。
……ネタはまだまだあります!
準備がいいなぁ。
「1本目」「おかわり」「決勝」「ただ見たい」で4本用意するでしょう!?
本家で優勝するつもりなんか?

2本目!

フィンセント・ファン・ゴッホの『タンギーじいさん』より、じいさんの若すぎるハンドサイン
タンギーじいさん』:パリで画商を営むおじいさんを描いた、ゴッホの作品。背景に飾られた絵には日本の浮世絵も見られる。
そんな手してましたっけ?
してるしてる。

▲そんな手してた?

▲してた

ほんとだ~!
ジャンルを変えてるあたり、こいつ勝ちにきてるな。
では、次は決勝のネタを。

3本目!

ミクロ経済学より、エッジワース・ボックスにおけるパレート最適
……???
エッジワース・ボックス:経済学で、2個人が2財を交換する際、その配分を表すために使われるグラフの1種。

 

パレート最適:「他の個人の満足を減ずることなしには、いかなる人の満足も増すことができない状態」を指す厚生経済学における用語。
……え、"起こった"? もう、何かしらにおける何かしらが"起こった"の?
はい、もう"落ちて"ます。

▲もう「落ちてる」らしい

▲置いてけぼりの3人

落ちてる……? 何が……?
はい、これで完了です。
エッジワース・ボックスにおけるパレート最適が?
エッジワース・ボックスにおけるパレート最適が!
何言ってるかわからんけど、おもしれ~!

▲エッジワース・ボックスにおけるパレート最適の完了

エッジワース・ボックスっていうのは、どれを指してるんですか?
手でエッジワース・ボックスを表しています。
ハハハハハwww

ダメだ、なぜだかわからないけど、なんかツボっちゃった。
理解不能のネタが理解不能の笑いを呼んでる……。
指の形でパレート最適を表現している、ということ……?
その通り!!

via Wikimedia Commons Colin.champion CC BY-SA 4.0

この図で、2本の曲線が接している部分がパレート最適で、さっきのモノマネではこの状態に少しずつ近づけていったわけ。

▲ついに腑に落ちるとむ

動きも込みだったわけか! なるほど~!
後の解説をじっくり聞いて納得すな!
もはやモノマネではなく、大学の講義に似た「何か」だ……。
今のネタも激ウケ(当社比)だったはずなんで、最後の「ただ見たい」ネタいきますね。

4本目!

第3回『FNS 1億2000万人のクイズ王決定戦!』決勝戦より、全く首のすわらない決勝挑戦者・新納にいのさん
すわってないな~!
その首の角度で答えるのが「ハーモニカ」なんだ……。
これは「ジョン・レノンが初めて買ってもらった楽器は?」という問題に対する答えです。
すごくいい正解だ……!

 ハ ー モ ニ カ 
味をしめるな!
やりすぎると、変なクセになりますよ!
ひどい言われようだな……。
でも、最後にクイズネタをもってくるのは「マジでとりにきてる」感がして凄い好きだな。
僕からのネタは以上になります。
ありがとうございました。次のお仕事大丈夫ですか?
いや、時間はまだ大丈夫。せっかくだから他の3人のも見たいしね。
大好きじゃん!

結果

「ザ・インテリモノマネ」って感じだった。
1人目からだいぶ笑わせてもらった。
万感の思いが込められていたと思います。

完成度の高いモノマネを披露した伊沢さん。ガチガチの構成で、メンバーをうならせました。

次は私ですね。伊沢さんは凄かったけど、私の場合は方向性が違うから十分戦えるね。

次ページ:とむのモノマネ披露! ナナメ上の発想に一同騒然!?

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この記事を書いた人

シャカ夫

京都大学出身。クイズと毒とホラーが大好き。見るだけで世界が広がるような知識を皆さんにお届けできるよう、日夜頑張ってまいります。

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