暑いですね。外が暑いんじゃなくて、急に暖房をかけだした部屋の中が暑い。伊沢です。
先週の記事はかなりご好評をいただき(主に他力本願ですが)、誠にありがとうございます。この連載も気合を入れてやってきて、無事4回目を迎えました。
で、気合を入れすぎて疲れたので、今回はゆるーく楽しんでまいります。
僕は中学1年生でクイズ研究部に入り、今年でクイズ歴10年になるのですが、かねてより良く受ける質問があります。
それは、「クイズ研究部って普段どんなことしてるの?」という質問。
たくさんの言いたいことを我慢して、乱暴な言い方をしてしまえば、「早押しクイズの練習をしてます」。来る日も来る日も、いろいろな問題といろいろなルールで早押しクイズをしています。みんなでテキストを読みながら勉強会……みたいなことはめったにありません。
ただ、それだけだと飽きます。いくらクイズが大好きでも飽きます。
なので、「遊び要素の入ったクイズ」を織り交ぜることも少なくありません。今回ご紹介する「お絵かきクイズ」もそのひとつ。
ということで、本日は「お絵かきクイズで遊ぼう!」がテーマです。のんびーり。
早速、「お絵かきクイズ」の基本的なルールを説明しましょう。
1.ある人がお題となる単語を出す。
2.絵を描く人がそのお題を表す絵を描く。絵を描く人は「お題を正しく伝える」ことを目指す。もちろん、カンニングは禁止。
3.みんなでその絵を見て、お題が何だったかを当てる。
最低でも3人いればできますし、簡単なルールなのでアレンジがいくらでもできます。
「絵を描く制限時間は5分」「文字を書き込むのは禁止」「矢印など記号を書き込むのは禁止」というルールをつけると、よりゲームの難易度が上がり幅も広がります。
では、実際にどんな感じになるのか、例題で見てみましょう。絵の下にお題を描いてあるので、予想しながら見てください。 これが終わったら、いよいよ皆さまと僕との共同作業です。
例題:第1問
これは簡単ですね。
お題は「ピコ太郎」です。わからなかった方はこちらで常識チェックを。
描くべきものが分かりやすいとはいえ、ここで描き手には「ペンパイナッポーアッポーペン」と誤答されないような工夫が求められます。
僕の場合はピコ太郎らしき人物の顔を書き込んでみましたが、正直これでは不十分でしょう。記号が使えれば顔の横に矢印を描けばOKですが、そういう手を使えなくする制約がこのゲームを面白くさせます。
例題:第2問
わかりました?
正解は「大谷翔平」です。
二刀流で左打者であることを表現しつつ、「野球」と誤答されないように顔らしきものを描きました。早くも僕の画力の限界が見えてきましたね……。
当サイトライター河村に解いてもらったところ、「ベーブ・ルース」という誤答をいただきました。
どちらに似ているかは皆様のご判断に委ねます。どっちにも似てない?
例題:第3問
これは難問。
正解は「不倫」です。
こういう概念的な単語のほうが描くのも読み取るのも難しく、ゲームが盛り上がります。
なんといっても、「誤答しても盛り上がる」のがこのルールの良いところ。「お前の絵が下手だ!」「いや、お前の読解力が足りない!」と、責任をなすりつけあって楽しんでください。
例題は以上です。次のページからは本格的にお絵かきクイズで遊びましょう!
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