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2人目:チャンイケ

続くのは算数クイズや漢字パズルの制作を得意としているライター、チャンイケ。京都大学の大学院出身というその明晰な頭脳で、この勝負にはどう挑むのでしょうか。

▲緊張の面持ち

まずはこちらをご覧ください。

「種々の飲料を混合することによる偉人の再現とその佳味性について」です。
なんか始まった。
まず僕は理系出身ということで、理系の偉人を作りたいと思っています。誰を作っているか、よかったら当ててみてください。
誰に言うとんじゃ、こちとらQuizKnockやぞ。
みんなそうです。
カクテルを彩る周辺材料として使うのが、まずはこちら。シルクのスカーフです。

▲「見つからなかったからシルクじゃないんだけど」「ダメじゃない?」

この偉人の祖国フランスでは、1850年代から60年代にかけて国の重要な産業に関わる蚕が大量死する事態が発生しました。その原因を突き止めたのがこの人なんです。それによりフランスの絹織物産業は復活したとされています。
賢い人だ。
カクテルの材料ですが、今回は青いビール、牛乳、赤ワインをご用意しました。

▲すでに不穏

キモい組み合わせだけど大丈夫?
今回用意したこれらの飲料は全て、「低温殺菌」という技術を用いて製造されるものなんですね。高い熱を加えて成分を変性させてしまうことなく、殺菌を実現した重要な発見です。これを開発した偉人でもあります。
そして「ビールと牛乳」「牛乳とワイン」「ビールとワイン」。これらの組み合わせには、既にカクテルの名前が付けられているんです。だからこそ、今回はその全てが重なる部分に挑戦したいと思います。

▲チャンイケが用意していたスライド

新規性だ。
最後にはこちら、チーズを添えたいと思います。チーズの主成分ってタンパク質なんですよ。タンパク質といえば、そうですね、ワクチンです。
たたみかけてくんな。

▲チャンイケ「これもフランス産です」

こちらを犬の形にカットしていこうと思います。なぜ犬かというと、この偉人は狂犬病ワクチンを発見したことで知られるからなんですね。というわけで、今回作る偉人はルイ・パスツールです。

ルイ・パスツール:フランスの細菌学者。ジェンナーの考案した種痘法に「ワクチン」と名前をつけ、狂犬病や炭疽病など、様々な病気へのワクチンの開発に成功。その業績から「細菌学の父」とも呼ばれている。


▲「これ猫じゃない?」「型を間違えたかもしれません」

なるほど。
そして皆さん、プースカフェってご存知でしょうか。それぞれの飲料が層になるように注いだカクテルなんですが、今回はそちらの作り方でやっていきたいと思います。実は、フランスの国旗を再現できる色を選んでいるんですよね。まずは牛乳から入れていきます。そして次にビールを注いでいくんですが……。

おい、これ比重大丈夫?
層にはなってるっぽいけど……最後赤ワインを入れると……あれ、うまくいかないな。もうちょっと牛乳を足すか。
嫌な予感がしてきましたね。そもそも国旗なら縦横が違うし。
……えー、そうですね。ご覧の通り、白、青、赤の順番になりました。

 

 

 

 

 

 

 

ロシアじゃねーか。
祖国を裏切るな。

▲「カクテルって、難しいな」

本当にすみません。

チャンイケの偉人カクテル

いろんなことがうまくいかないな。
もうめちゃくちゃだ。
気にしすぎないでくださいね。

試飲

用意した試みがことごとくうまくいかなかったチャンイケですが、新規性を狙ったカクテルだけに味にも不安が残ります。どうにかその不安を払拭できるでしょうか。

▲大慌て

ごめん、混ぜたらやばい色になっちゃった。
あ゙あ゙あ゙
ブルーベリーヨーグルトみたいになってる。

▲見るからにダメな顔

うわぁ、舌触りが最悪だ。
ワイン、ビール、牛乳がバラバラに来るわ。

あ、チーズがうまい! これでだいぶ舌が復活するわ。
チーズ用意しててよかった。

試みこそ未完に終わりましたが、それも難しい偉人をチョイスしたからのこと。その心意気には賞賛の声が送られます。改めて知識をぶつけるだけではどうにもならない偉人カクテルの難しさを感じさせる結果となりました。

というわけで、今回はパスツールのカクテルを作ることに成功したわけですが――
成功してないだろ。
いい感じにまとめるな。
国境は越えられてたと思います。

次ページ:前回王者、圧巻のパフォーマンス。

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この記事を書いた人

志賀玲太

志賀玲太です。東京藝術大学美術学部芸術学科を卒業。なんだかよくわからない記事を書きます。大概のことは好きです。

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