解説
それでは解説です。
前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです。
今回の問題の解き方をまとめた図がこちらです。ポイントは大きな扇形から面積を求めやすい図形を除くことです。
この図の流れに沿って、解いていきましょう!
補助線を引き、大きな扇形を分割する
まず、以下の図のように、点P、Qのそれぞれから2つの半円の交点に向けて補助線を引きます。
半径20cmの四分円(中心角が90度の扇形)は、以下の図のように、面積を求めたい赤い部分、1辺10cmの正方形、半径10cmの四分円2つに分割できます。
したがって、赤い部分の面積は、半径20cmの四分円の面積から、1辺10cmの正方形の面積と2つの半径10cmの四分円の面積を引くことで求めることができます。
それぞれの面積を求める
赤い部分の面積を求めるために、半径20cmの四分円、1辺10cmの正方形、半径10cmの四分円の面積を求めましょう。
半径20cmの四分円の面積は、20×20×3.14÷4=314cm2となります。
1辺10cmの正方形の面積は10×10=100cm2、半径10cmの四分円の面積は10×10×3.14÷4=78.5cm2です。
あと一歩!
面積を求めたい赤い部分は、半径20cmの四分円から、1辺10cmの正方形と2つの半径10cmの四分円を除いた図形です。
したがって、求める面積は、314-100-78.5×2=57cm2となります。
答え:57cm2
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