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エントリーNo.3:東問&言

お次は東問と東言のモノマネです。大会史上初のグループでのエントリー、それが吉と出るか凶と出るか……!

正直、自信はあります。
我々でしかマネできないことなんてたくさんありますからね。
本家の「細かすぎて~」でも、グループネタは名作が多いからなぁ。
中華料理店のやつとか、韓国のドラマのやつとかですね。
とはいえ、有利なはずの複数人ネタなんだから、我々もそれなりに厳しく審査しますよ?
▲期待する須貝とシャカ夫

披露!

では1ネタ目、やらせていただきます……!
実際に見てみると『そんなんで何につかまれるの?』と思わざるをえない、モロー反射
モロー反射って赤ちゃんがやるやつだよね?
そうです。赤ちゃんが大きくなると失われる反射です。

モロー反射:新生児に見られる反射の一種。刺激に対して、何かにつかまるような動作を行なう。

たしかに、そんなんで何かにつかまれるわけないよなぁ。
本当に俺たちでなくなっちゃっている反射なのがわかる。
ところで、問は何役なの?
▲下に敷かれている問
刺激を与えるためだけの存在です。
そんな専任あるんだ……。
▲彼の努力によって成り立っている
今日のネタは全部問が1人で考えてきたんで、重要な役は勝手がわかってる問に任せないと危ないんですよね。
問が全部やってるってことじゃん……。
解散するお笑いコンビの分業体制?

2本目!

では、このまま2本目まいります……!
▲初期位置?を探る2人
▲心配そうに見守る須貝とシャカ夫
もう始まってるの……?
モノマネとかじゃなく、もうほぼ組み体操なんよ。
ここからの……鞍点」!
これはすごいし、面白すぎる!
マジで鞍点やん!
皆さんよくご存じの鞍点でございます。

鞍点(あんてん):多変数関数において、ある方向では極大だが、またある方では極小となる値を示す座標の点のこと。下記の図の赤点にあたる。

2人で組むことで、3次元のグラフの表現が可能になったってことか!
僕らにマネできないっていうのはこういうことなわけね。
問への負担は、モロー反射のときからさらに大きくなってるけどな……。
▲苦痛に顔をゆがめる問
でも、どうしても力押しになりがちな「グラフマネ」をここまで昇華させたのは流石。賞賛せざるをえない。
ありがとうございます……!
では、ここからのネタは着替えた後に披露しますね。
え、どういうこと?
▲何をするつもりなんだ……?
というわけで、着替えてまいりました!
なるほど、ゼロエミッションスクールの制服か!

ゼロエミッションスクール:「エネルギーと未来」について、QuizKnockメンバーがみなさんと一緒に学ぶためのプロジェクト。記事に登場する須貝駿貴、東問、東言は、ゼロエミッションスクールのメンバー。

ここからは、少し趣向を変えたモノマネを披露させていただきますよ。

3本目!

では、まいります!(ジャケットを脱ぐ)
…………???
ベリーズ
これは……国旗?
そうです! ベリーズの国旗は世界で唯一人間が2人描かれているので。

ベリーズ:中米の国。世界で唯一、国旗に人間が2人描かれている。

だから、僕たちが出てきた時点で「あ、ベリーズの国旗やるんだ」ってわかりましたよね?
人が出てきただけでそう考える人がいたら、休養を勧めるよ。
ちなみに、国旗に描かれている人とできるだけ色を合わせるためにジャケットを脱ぎました。
あ、そういうことか!
最初は雑に見えたけど、かなり細かく考えられたネタだな。
着替えた意味もありましたからね。
それでは、続きまして連作を2本披露させていただきます。

4本目!

ホワイトボード持ってきたけど、何に使うんや?
『あ~、遅刻遅刻~!』、ジョージ・ダンツィーグの場合
何を言っているんだ……?
これはあれか、宿題だと思ってたけど実は授業で紹介していた数学の未解決問題やったってやつか。
そうです。そのまま頑張ったら解いちゃったっていう。

ジョージ・ダンツィーグ:「線形計画法」を創始した数学者。板書にあった未解決問題を宿題と間違えて解ききった天才エピソードをもつ。

問題を解いたダンツィーグ曰く、「普段の宿題よりもちょっとだけ難しかった」とのこと。
そもそも普段の宿題がはちゃめちゃに難しかった可能性あるな。
というか、これはモノマネなのか? コントでは……?

5本目!

え~、では続きまして……
『あ~、遅刻遅刻~!』、屋井先蔵の場合
連作ってそういうことか。
<
▲完成度に2人もご満悦
かなりの偉人だなぁ。遅刻してよかったまである
大体のエピソードは今やったとおりだったはずだよね。

屋井先蔵:独自の乾電池の発明者。受験のときに正確な時計がひとつもなかったことから遅刻。それをきっかけに電気時計の開発に注力し、結果的に発明につながった。

遅刻によって偉業を成し遂げた人が2人もいたっていうのは面白いね。
たぶん、実際はそんなテンションじゃなかったとは思うけどね。
再現度も高いかもしれないじゃないですか!
あるわけないでしょうが。
▲こんなベタなコントみたいな感じなわけがない
まぁでも、自分で乾電池を発明したのは本当に偉大やから評価高い。
でも、それ言っちゃうとウコバクが最強だからな……。
あいつに勝てるやついないって……。
でも、ネタの完成度では勝ってると思いますよ!
▲素晴らしいネタだった

結果

ネタもちゃんと「あるある」って言えるやつだったし、表現力もバカ高かった。脱帽。
初出場・初コンビでここまでのクオリティに仕上げるとは……。油断ならない才能ですね。

双子ならではの表現力と制服すら活かす発想力で残りの2人をうならせた東兄弟。ほぼ問の功績とはいえ流石といわざるをえません……!

全員終了!

▲最高の瞬間
いや~、いいものが見れた。この企画、続けていった方がいいよ
また新しいネタを用意して挑戦してみたいですねぇ。
言は大して何もやってないだろ!
皆さん、楽しんでいただいたようで何よりです!
ですがこの企画、ただ楽しんだだけでは終わらないのはご存じでしょう?
4人がこれだけ死力をつくしたわけだし、優勝者を決めないといけないわな。
その通りです! というわけで……


今回の第3回インテリモノマネ選手権、優勝者を決めるのは読者の皆さんです! 以下のGoogle フォームのアンケートから、「最も素晴らしいと思ったモノマネをした組」に投票してください。たくさんの投票お待ちしています!

※投票締め切り:2/3(月)16:00

企画を振り返って

いや~、ヤン=ガン=イ=タン見られたの、今日イチの収穫だったかもな。
ああいう時事ネタも出せるなら、モノマネだっていくらでも作れるかも。
う〜ん、でも正直次回があると厳しいかもな。そろそろネタがなくなってきてる
今後もこの選手権は続けたいんですが、須貝さんに毎回頼るわけにはいかないんですよ。

すでにかなりネタやってもらったし、本当にいつネタが尽きてもおかしくないので……
そうだよ! 芸人さんでもないのに、もう10個以上もネタやってるんだから!
▲数えたところ、シリーズ通算で12ネタやってました
3回で10ネタも!? ネタを消費するペース本家より早いじゃん! さすがに須貝さんに出てもらいすぎですってシャカ夫さん!!!

※本家の『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』でも、1回の放送でひとりの芸人が披露するネタの数は多くて2〜3個ほど。

ですよね……だからこの選手権を企画するときは、須貝さんを使いすぎていないかどうか気をつけないといけないですね。
須貝さんとインテリモノマネ選手権の存続のためにもお願いします!

あっ、そうそう、使いすぎに気をつけるといえば……
「エネルギー」の使いすぎにも気をつけたいですね!!
(今さらっとプロモーションに移行したな……)
私たちの暮らしに欠かせないエネルギーの多くは、化石燃料を燃やして作られています。

このとき、地球温暖化の原因になるCO2をたくさん排出してしまっているんです。
だからJERAさんは、火力発電の燃料をアンモニアや水素みたいな燃やしてもCO2が出ないものに切り替える取り組みを行っているんだよね。
作問バトルの記事にも出てきましたね。2050年時点でのCO2排出を実質ゼロにするプロジェクト「JERAゼロエミッション2050」内の取り組みのひとつだ。

【作問バトルの記事はこちら!】

でもせっかくJERAさんが頑張っても、僕たちが電気とかを無駄遣いしてしまったら意味がなくなっちゃうんですよね。
俺たちの住む地球を守るために、ひとりひとりができることをやっていくこともとても大事だね。

電気をつけっぱにしないみたいな簡単なことからでいいからさ。
そんな「エネルギーと未来」について、楽しく学べるプロジェクトが……?
せーの!
ゼロエミッションスクール!

ゼロエミッションスクールとは?

JERAさんとQuizKnockの共同プロジェクト「ゼロエミッションスクール」は、私たちの暮らしに欠かせないエネルギーに関するさまざまな問題や課題について、コンテンツを通じてみなさんがQuizKnockメンバーと一緒に楽しく考えるためのスクールです。

【特設サイトはこちら】

「地球温暖化」をガチで考えるワークショップを開催

昨年(2024年)8月からはプロジェクトの一環として、およそ3カ月にわたる対面型のワークショップを実施しました。テーマは「地球温暖化とエネルギー問題」。参加者ひとりひとりにテーマについて「自分ごと」化してもらうことで、学びや関心を深められるイベントとなりました。

【当日のレポートはこちらから】

僕たちが抱えるエネルギー問題について、主体的に学べるプロジェクトになってるんですよね。
生配信で「作問コンテスト」もやりましたね。みなさんが作った「エネルギーに関する〇×クイズ」に、僕や須貝さんが挑戦しています!
ゼロエミッションスクールのコンテンツ見たら新ネタ思いつくかもしれん!

よ〜し、見るぞ〜!!
無理はしないでくださいね。
須貝さんのネタは限りある大切な資源なんで。

コラボ動画はこちら!

QuizKnockのYouTubeチャンネルでJERAさんとのコラボ動画を公開中! こちらもぜひご覧ください!

最後に、披露されたモノマネからクイズです


執筆:シャカ夫
撮影:多加野真白、めーあ、日下菜美、木村勇太
編集:チャンイケ

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この記事を書いた人

シャカ夫

京都大学出身。クイズと毒とホラーが大好き。見るだけで世界が広がるような知識を皆さんにお届けできるよう、日夜頑張ってまいります。

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