「大学4年生 & 大学院1年生」の生活
卒業論文に追われる
まずは卒論です。多くの大学4年生と同じく、卒業に必要な卒業論文(卒論)の執筆とゼミの参加と卒業論文の中間発表に追われました。
数万字にも及ぶ超大作の論文を書くこと自体初めての経験だったので、4年間の集大成となる論理的な文章を書けるか不安で毎日ドキドキしていたのを覚えています。
大学院の授業が何もわからない
思い切って経済学の世界に飛び込んだ私ですが、いくらやる気があっても知識不足はどうしようもありません。初学者の私にとって経済学用語や経済学の考え方はかなり独特で、最初はちんぷんかんぷんでした。
特に統計解析のソフトを使う授業は難解なコードや専門用語の連続で、一度も見たことも勉強したこともない私は毎回静かに涙を流しながら授業を受けていました。
卒論と同時に修士論文も準備
大学院を早期卒業する希望を提出していたので、他の大学院生に交じって修士論文の準備と中間発表をする必要もありました。卒論の執筆と、修論の準備を並行して進めていたのです。
修士論文は大学院の学位を取るための論文ですから、当然卒論よりも高度な内容が求められます。
卒論に苦しみながら、よりレベルの高い修論にもチャレンジするのは本当に大変でしたが、1学生につき3名の先生方が指導してくださるという手厚いサポートのおかげで、なんとか乗り切ることができました。
同時に通っていたからこそ起こった珍事件
授業や論文以外でも、こんな「事件」に見舞われました。
大学の卒業式当日に就活の面接
大学院を修了した後は就職しようと思っていたので、就職活動にも取り組んでいました。すると、大学(学部)の卒業式当日に企業面接が被ってしまうというありえない出来事が発生しました。
どうしても選考開催はその日だけとのことだったので、朝一番でスーツを着て本社で面接を受けた後に急いでキャンパスに戻り、卒業袴に着替えて卒業式に出席しました。面接の間は卒業式に間に合うか気が気でなく、どちらも時間通りに参加できて本当に良かったです。
また、大学と大学院で異なるキャンパスに通学していたので、電車で1時間半かかる距離を行き来するのが大変でした。経済学の知識を補うために、学部とあわせて4つのゼミに参加していたのも(苦労しましたが)良い思い出です。
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