この学生生活で学んだ3つの大切なこと
大学と大学院に同時に通う学生生活を通じて、私は3つの大切なことを学びました。
①複数の視点を持つこと
大学と大学院で異なる学問を勉強したから、気づくことができた能力です。近いテーマを、卒業論文では国際協力・国際開発学、修士論文では経済学という切り口で同時に扱ったことで、自分の研究テーマをさまざまな視点で考える姿勢を学びました。
もちろん自分ひとりで成し得たことではなく、それぞれの分野で活躍される先生方が丁寧で熱心なご指導をしてくださったからこそだと思っています。
②相手を思いやる言葉づかい
研究生活の間は、論文上で自分の考えを伝えるときは英語、先生方とお話するときは日本語を使っていました。これは、どのような言葉を使えば相手にきちんと伝わるかを常に考えるきっかけになりました(もっともまだ意識できるようになった程度で、この先も修行が必要だと痛感しています)。
③スケジュール管理の大切さ
「両立する」と自分で決めたことで、周りには迷惑をかけるまいという責任感をより強く持つようになりました。
論文や授業の課題、就活とどれも時間に追われるものばかりでしたが、タイムスケジュールをしっかりと頭に入れて何事も迅速に動くことを意識していました。
最後に伝えたいこと
急ぎ足に卒業することが必ずしも良いとはいえないのですが、私の場合は大学と大学院に同時に通うという新しい挑戦をしたことで、この道を選択しなければ出会えなかったであろう方々から多くの学びを得ることができました。
修士論文も無事に完成させることができ、大学3年生のときに思い描いていたように、大学入学から5年で大学院を修了して4月から就職します。とはいえまだまだ学び足りない思いも強いので、社会人として経験を積みながら、これからも変わらず勉強を続けていきたいと思っています。
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