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こんにちは、高松です。

高松Dの『収録までになんとかします!』」は、QuizKnockの動画収録の裏話や、僕の裏方としての仕事について楽しく紹介していく連載です。

【前回はこちら】

500問耐久クイズをご視聴いただいたみなさん、ありがとうございました。

耐久系企画でクイズをするのは3年前の12時間クイズ以来ということもあり、正直あまり自信は無かったのですが結果は望外の準優勝。レッドカードで動画のレギュラーメンバーがどんどんいなくなる中、幸運にも最後の2人まで生き残ることができました。

▲最後の1問まで、山本と優勝を争いました

高松が負けるまでに積んだバツの数はなんと13個。よく途中で死ななかったな

せっかくなので、当日の記録を見て、高松が一度もレッドカードを引かない確率を計算してみました。

結果は……約45パーセント。思ったほどの豪運ではなかったですね。引いたメンバーの運が悪すぎたというのが妥当そう。

13バツしても半分くらい生き残れることがわかったので、もし来年も500耐があり、出場できる機会をいただけるなら、今年くらいの攻めっぷりで挑もうと思います。

今回は、体育館ロケ「【2000枚】体育館を走り回ってクイズの答えを集めるの大変すぎwww」の裏側をお届けします。

とにかくいっぱいばらまきたかった

この企画のポイントは、やはり体育館いっぱいにばらまかれた2000枚の紙。広い空間に紙がたくさん散らばっている画と、その中をメンバーが走り回って答えを探し出す様子が動画映えしそうということから発案された企画です。発案から1年ほど温められた後、晴れて学校ロケを機会に撮影することになりました。

「2000枚」は、体育館の床面積の半分程度が埋まっていたらちょうどよく「紙がめちゃくちゃある感」が出るのではないかと考えて、計算した結果の数字です。

▲学校の体育館を使った大規模な撮影

選択肢2000個の内訳と準備

2000枚の紙を用意するということは、正しい答えとダミーの選択肢を全部で2000個用意するということです。

クイズに挑戦するメンバーには2000枚の中から必死に答えを見つけ出してもらいたかったので、想定解が書かれている紙は全体の約5%に留め、残りの約95%はダミーにすることにしました。

▲改めて見るとやっぱめっちゃある

さて、全体の約95%、枚数にして約1900枚になるダミーの単語を考えなくてはいけません。これについては、完全に人海戦術で生み出しました。

まず、各クイズで「もしかしたら答えかもしれない」と思わせるような、ひっかけのダミーを考えました。例えば、1問目の「首都が北半球にある国連加盟国」なら、首都が南半球にある選択肢を考えるといったぐあいです。

▲当日は結構引っかかってくれましたね

ある程度ひっかけのダミーが出揃ったら、選択肢2000個を目指して大人数でダミー候補となる単語をひたすら集めていきます。歴史上の人物、食べ物、星座……。

単語2000個をかき集めるのって、結構大変でしたね。さらに、実はダミー候補が答えになっていないか、表記が間違っていないかなどの裏取りも行いながら、僕としては万全な体制で選択肢2000個を準備しました。

▲おふざけダミーも入れました

紙もただばら撒くだけじゃない

2000枚の紙を、ただばら撒くだけでは面白くありません。南京錠をかけたケースの中に入れたり、バスケットゴールの上に乗せたり、折り鶴にしておいたりと、選択肢にすぐにたどり着けないような仕掛けも仕込みました。

▲仕掛けもたくさん仕込みました

また、選択肢の中には謎班に頼んで作ってもらった合計5枚の謎解きもありました。謎を解いたら正解になるワードが出てくる……と思いきや、仕込んだ5枚の謎は全てダミー。ちゃんと見つけて解いてもらえて良かったですね。

▲謎解きは全て、解いても意味がないハズレ

次ページ:高松D「伊沢さん、今回もやってくれましたね」& 「実は僕、準備でやらかしてて……」

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この記事を書いた人

高松慶

QuizKnockの動画ディレクター、高松です。 主に企業案件の動画の企画/ディレクションをしています。

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