こんにちは、ライターのRavenです。
「クイズをやっている」という話になったとき、相手から言われることといえば大抵、「クイズ研究会って何を研究してるの?」か「クイズ出すから答えてよ」のどちらかです。「なんかクイズ出してよ」と言われたことは……まあ1度だけあるのですが、ほとんど言われないので、こんな時のためのいい感じのストックがありません。
うわ、思ったより身近な人から催促されてしまいました。しかもここで出すクイズは、初対面でもう二度と会わないような人に出すのではなく、多くの人が読むQuizKnockの記事に載るものです。これは何の変哲もない問題は出せません。はてさてどうしたものか……。
考えに考えて、爆誕した問題がこちら。
今回作問する上で私が最もこだわった点は、「小学生でも知っている知識の中に小さな驚きを潜ませる」こと。
夏の大三角は小学4年生で学習する内容であり、さらに言えば「織姫」「彦星」という言葉は幼稚園児でも知っているでしょう。しかし、日本では「牛飼い」ならぬ「犬飼い」が別名に使われていただなんて、意外じゃないですか?
もう1点。この問題はいわゆる「早押しクイズ」らしい構文を意識しています。具体的に言うと、先に「犬飼星」というあまり知られていない情報を持って来て、多くの人が知っているであろう情報は後半に置いたのですが、ここにも意味があります。
今でこそQuizKnockライターとして、3ヒントクイズや択一クイズの記事を書いている私ですが、そもそもクイズに魅せられたきっかけは早押しクイズに触れたことでした。私が作る早押しクイズの問題文で、答えてくれた人が同じようにクイズの魅力を知ってくれたら、というのが私の願いです。
とまあ、ここまで書いてきたんですが、なんだか外が騒がしいようですね。ちょっと覗いてみましょう。
……いやあ、なかなか厳しい意見が寄せられていますね。では、これならどうでしょうか?