こんにちは、QuizKnock編集部です。学生の皆さんはもうすぐ夏休みでしょうか? 天気の変動が激しい今日この頃ですが、体調管理に注意して休みを満喫したいものですね。
さて、前月のWebメディア「QuizKnock」を振り返る月刊QuizKnock編集部! 今回は6月の人気記事と、編集部だけでなくライターも総出で選んだおすすめ記事や良問ピックアップをお届けします。
それでは、2022年6月の振り返りスタートです!
2022年6月に最も読まれたのは……
2022年6月に最も読まれたのは、「【修行なし】HUNTER×HUNTERの「念能力」を会得したぞ【科学の勝利】」でした!
この記事は、漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するスキル「念能力」を身につけたいという揺るぎない願いを持った編集部の野口と、それに巻き込まれるQuizKnockのエンジニア・松戸の奮闘記です。野口と松戸の軽妙かつ噛み合わないやりとりと、本当に「念能力」を実現できてしまう技術のすごさが駆け抜けていく、ジェットコースターのような記事に仕上がっています。
今回は記事制作に多大な貢献を果たした、エンジニアの松戸誠人氏からコメントをお届けします!
大学の卒論において、骨格認識技術を使用し、研究開発を行なっていて、他で何かに使えないかと迷っていたのですが、今回の企画の話をいただき、思いもよらない使い道でしたが、活用ができてとても嬉しかったです。
撮影中は、記事として成立するかと不安になったのですが、綺麗な形でまとまり、野口さんのライター力に圧倒されました。
QuizKnockメンバーセレクト!6月のおすすめ記事
自動ドアに反応してもらえない…悲しいエピソードから徹底取材!
1本目に紹介したいのが、「自動ドア、私のときだけ開かない!悲しいので攻略法を取材してみた」。
「自動ドアが私のときだけ反応しない」という悲しい経験を持つライター・日和が、その攻略法をメーカーに徹底取材する企画。技術が進歩したこの時代で、特定の人にだけ反応しないということがあり得るのか――? 実際に話を聞くと、ある条件下では起こり得ることがわかりました。ぜひ、自動ドアを攻略した日和の勇姿をご覧ください。
この記事では、センサーの仕組みを教えていただいたあと実際に攻略法を試しています。センサーの感度の違いを身をもって体感できた瞬間は感動しました。自動ドアも自動水栓も生活の中にある身近なセンサーなので、ぜひ皆さんにも違いを体感してほしいです。
「ひらめき」が重要な算数クイズ、あなたは解ける?
連載「ひらめけ!算数ノート」では、小学生レベルの知識で解ける算数クイズを公開しています。簡単そうに見えますが、一筋縄ではいかない工夫をこらした記事ばかり。その分、ひらめいたときの気持ちよさはひとしおです。「ちょっと難しいかも?」という方は、2ページ目の最初にある「How To Solve」の画像を見てみると、一気に道がひらけるかもしれません。
漢検1級ライターがお届けする漢字パズル
漢字検定1級を持つライター・鹿野がお届けしている「今日の一問 漢字編」。そのなかでも、空欄を埋めて4つの熟語をつくる漢字パズル「和同開珎」が好評です。問題のおもしろさだけではなく、漢字の深い知識をもとに綴られる解説も読み応え抜群! 紹介している記事の2ページには、「くつ」という意味の漢字が6字出てきます。そんなにあるの!?
2022年6月の良問ピックアップ
さて、最後は良問ピックアップ! 今回は2022年6月に公開されたクイズ記事のなかから、QuizKnockのメンバーたちが特に「良い!」と思ったクイズを2問ピックアップしました。
前提知識の「ウラ」をかくクイズ
1問目はこちら!
この問題を選んだ理由をライターの永岡と森田に訊いてみました。
普通なら選択肢に数字だけ並べると無味乾燥に映るものの、今回はその簡素さによって出題する意図を巧みに隠しているのが巧いと思います。
「博識」であるために知っておきたい知識を、うまくクイズに落とし込んでいるな〜と思いました。川副さんはこういう「落とし込み」がうまくて、自分も参考にしたいといつも思っています。
聞いたことがあるのに、意外と知られていないもの
2問目はこちら!
こちらの問題をセレクトしたユウと川副のコメントを紹介します。
また考え方・ヒントが解説にあったおかげで、クイズプレーヤーの思考を垣間見ることができて、「あ~、そうやって考えるのね!」と感嘆しました。ヒントが解説になかったら、1個目のポイントも気づけなかった気がします。
ボストン茶会事件が港で起こった事件であることを知っている人には、たとえボストンの場所を知らなかったとしても推測で答えを導けるワクワク感を演出できます。
反対に事件の概要を知らなかった人には、地図によってイギリス・アメリカ間の歴史的な流れを直感的に理解させながら、事件のインパクトを強く印象付けることができます。
「地図で出題する」という形式を最大限に利用し、事件の本質をうまく切り取った一問であると思いました。
まだまだ手探りで運用中の「月刊QuizKnock編集部」。「こんな記事を紹介してほしい!」などありましたら、ぜひ「#月刊QuizKnock編集部」で教えてください。
QuizKnock編集部およびQuizKnockライターたちは、2022年7月も素敵な記事をお届けするため日々奮闘中! それでは、また来月お会いしましょう!