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皆さん、お集まりいただきありがとうございます!
こ、ここはどこだ!?
さっそく「捕らえられた科学者」の設定を足すのやめてください。
皆さんに集まってもらったのは他でもありません……。
今日ここで「インテリちょこっと発明王」を決定します!
すごいのかすごくないのかよくわからないラインの「王」だ!
……ふむ、ふさわしい場所であると言えるな。
順応が速すぎる。
QuizKnockの皆さんは日頃から頭脳を使って活躍してるわけですから、インテリジェントなアイデアで生活をより良くできるはずなんですよね。
それ、テレビの打ち合わせでよく言われるんだけど、うまくいったためしがないんだよ。
クイズ王の悲哀が聞こえる。
そんなわけで、3人にはそれぞれ「生活をより良くするためのちょっとした発明」を持ってきてもらいました。
どうやらいろんな準備をしてきたようですが、皆さんいかがですか?
今回の参加メンバーを紹介!
俺全然「ちょこっと」じゃなくて、日本の朝を変えちゃうかもしれないわ。
伊沢拓司
ニュースにも無人島にも引っ張りだこのQuizKnockの屋台骨。経験に裏打ちされたインスピレーションに期待。
頭使えばいいんでしょ? 頭使ったんだから勝ちますよそりゃ。
河村拓哉
東大出身、QuizKnock随一のセンスの持ち主。独特な発想でメンバーを驚かせてきた。今回はどんなアイデアが飛び出るか!?
自信たっぷりの人に挟まれちゃった。まぁ持てる力の120%を出したので、やってやりますよ。
チャンイケ
京大出身、QuizKnock編集部のパズル作家。頭のやわらかさが強みで、工学修士として理系っぷりを見せつける!
皆さんさすがの意気込みですね!
志賀玲太
今回の司会進行役。東京藝大で磨かれたセンスと判断力で、個性豊かすぎるメンバーをまとめあげる。
今回はそれだけではありません
「ちょこっと」と言っても、発明という新しい試みをするときには大切な要素がありますよね?
特許?
実用化のこと考えすぎですよ。
それは、「挑戦」です。
どんな偉大な発明にも困難はつきものです。困難に打ち勝ってアイデアを実現しようとする「挑戦」こそ、この対決には重要な要素なんですよ。
ということで……
今回は3人の発明をJERAのおふたりにジャッジしていただきます!
いやちょっと待って! 挑戦からの順接おかしくない? なぜJERAさんが?
これから説明しますよ。3人は「JERA」はご存じですか?
うん。プロ野球のセ・リーグのスポンサーをやっていて、千葉の姉崎火力発電所で俺と一緒にワークショップをやってくれたJERAさんね。
めちゃくちゃ知ってるし、しっかりお世話になってる。
そう、火力発電というワードが出たように、JERAは日本最大の発電会社です。
JERAは今、国内外の事業から排出されるCO2を、2050年時点で実質ゼロにする挑戦をしているんですよ。
だから「挑戦」ってわけね。
「ちょこっと」の次元じゃなくなってきてるぞ!
そんなJERAさんの視点から、よりチャレンジングな作品を評価してもらおうという企画です。
審査するおふたりから自己紹介を一言ずついただいてもよろしいでしょうか。
JERAの村田と申します。夜も眠れないほど楽しみだったので、すごく期待が高まってます!
あ、最近挑戦したことも教えてもらえますか?
あっ、えっ、ダイエット……です! ちょっと前に虫垂炎になりかけまして、そのついでにダイエットをしようかなと。
そのついでに!?
まずはお体を大事にしてください!
JERAの木之下です。皆さんからどんな挑戦の品が出てくるか、とても楽しみです!
そして……
この企画自体が私にとっての挑戦です……!
確かに、この企画にOKを出していただけるとは……。
ほんとに、ありがとうございます……!
村田さんと木之下さんには、チャレンジングなプレゼンには「いいね」の札を、もっとチャレンジングなものには「すごくいいね」の札を上げて評価していただきます。
いい評価しかできないようになってるぞ。でもこれは応用すると……?
……? あっ、なるほど!
スッ……
あっ……
ザザーーッ!!
あーー!! チャレンジ! チャレンジしすぎてます!
ぜ、ぜひ、おふたりはお手柔らかにお願いします!
それでは、「インテリちょこっと発明王」開催いたします!
1人目:河村拓哉
最初のプレゼンターはQuizKnockのブレーン・河村。若き天才科学者のような風格が漂う彼が発明したものとは?
発明とは、「解決すべき問題」を何にするかが重要です。
「解決すべき問題」の設定が適切であれば、その発明も当然よいものになります。
まさにその通りですね。
ここまではすごく「それっぽい」ぞ。
なので……
「本」に関する問題を解決して、ひいてはなんやかんやあって日本を良くしたいと思います。
すさまじい論理の飛躍!
後半聞き間違い?
まぁ、本は身近な題材ではありますよね。
こちら、一番持ってきやすかった本です。
ちゃっかり宣伝するな。
皆さんは本を読んでいるときに電話がかかってきたら、どうやって中断します?
「しおり」を挟みますね。
しおりがなければ、表紙のカバーを挟むこともありますよね。
でも読み進めるとそれも使えなくなるよね。
カバーに折り目がついちゃいそうなのも気になる。
そうです。そして最終手段、一番良くないのがこうやって開いて置くこと。
サッと置けるけど、本が傷んじゃいますからね。
とはいえ、この置き方は正直楽じゃないですか。もし、本を傷めずにこの置き方ができたらどうでしょうか。
そんなことができるのか?
それを叶える発明がこちらです。
これ兼六園で見たことあるぞ!
徽軫灯籠ではないです!
▲兼六園の徽軫灯籠。足が二股になっているのが特徴
こちらは、本を立てるためのブックスタンドです!
スタンドというか、言うなら「ブックピロー」だな。
これがその辺に置いてあれば、電話が来たときも……
すごくしっくりくるだろう!
屋根みたい。めちゃくちゃピッタリだ。
角度がちょうどいい〜。
今回は軽い素材で作ってしまったので安定感が心配なんですよね。本来は石とかで作りたかったんですけども。
それはもう徽軫灯籠でしょう。
結局さ……
……しおりでよくない?
なくてもペンを挟むとかで一応代用できますし。
周りにそういうのが何もないときの話をしてるの!
色んなものが失われた世界の話?
たとえば、寝転んで本を読んでたとしますよ?
プルルルルル……
おっ、電話だ。
スッ
はいもしもし河村です〜
地味すぎる。
あと、下の部分のでっぱりいらないと思うんだよな。
河村さんの発明は以上ですか?
日本を良くするとか言ってたじゃないですか。
なんと、本に関わる問題、まだあります。
おおっ!
河村が用意した「秘策」とは?
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