2021年いかがお過ごしでしょうか? QuizKnock編集部です。
いよいよ大学入試共通テストが今週末に迫ってきました。本日は東大アンケート第2弾「東大受験」の後編「受験当日編」をお送りします。
前編はこちらから。
受験当日の過ごし方
メンタル管理、体調管理と忘れ物・時間など試験を受ける上で必要なことの確認が多く挙げられました。
体調管理面では、「お腹を壊さないように」と「眠くならないように」という理由から、特に食事に気をつけている人が多くいました。
QuizKnockメンバーも、受験では体調に気をつけていたとのこと。
ホテルに泊まったので、寝坊をしないようにアラームをいくつか使っていました。 腕時計も念のため2つ使っていました。いつも通りの行動をすることを心がけていました。
自分の体調がどうしたら悪くなるのかをちゃんと把握しているところはさすがですね。
気分転換に外の空気を吸うため、「散歩をする」という人が多くいました。
東大らしいなと思ったのは、「三四郎池」という東大構内にある大きな池を見に行ったという回答が複数見られたこと。都内にありながら、大きな敷地面積を誇る東大らしいエピソードです。
昼休みなので、食事についての言及も多く、気をつけていたことにも挙がった眠気を避けるために、腹八分目にしたり、おにぎりやお菓子などの軽食で済ませたりという工夫をしている人たちもいました。
また、「ストレスで舌が痛痒くなってしまった。歯磨きをしているときだけ舌の痛さがなくなることに気付いたので、歯磨き粉をずっと舐めていた」という個性的な回答も。受験会場には色々な人がいますから、隣の席の人が歯磨き粉を舐めていても動揺しないでくださいね。
試験中に頭が真っ白になってしまった経験がある人がなんと3割も。少し瞑想したり、深呼吸をしたりして立て直したという人が多いようです。
結果、ちゃんと合格しているのですから、もし同じような状況に見舞われても、焦らず落ち着いて行きましょう。
受験当日に知っていれば良かったと思う、お役立ち情報は?
ここでは、多くの受験生が共通して役に立ちそうなことをピックアップしてみました。
- 近くのホテルに泊まって徒歩受験
- 当日の朝に運転見合わせしていた電車には、運転再開から時間が経ってても乗らない方がいい
- 寒さ対策、暑さ対策
- 帰りの新幹線などの予約時間に余裕を持つ
- 休み時間の長さを確認して、長い場合はやることを用意しておく
受験会場は、自分の意思で室温を調整できません。そこで、「座布団を持っていくこと」や「足元の寒さ対策」と答えてくれた人がいました。基本は寒いと感じることが多いですが、狭い教室だと暑いと感じることも。「暑いから冷えピタが必需品だった」という回答もありました。
持ち込みできる物は大学によっても異なりますので、受験要項をよく確認して、寒さや暑さに煩わされないようにしましょう!
また、興味深かった回答が「試験終了から解散までが長い」というもの。「本を持っていけばよかった」という回答がいくつも見受けられました。「休み時間がとにかく思ってるより遥かに長いことを知っておく」というコメントもあったので、休み時間も含めて、空き時間の使い方は事前に決めておいたほうが良さそうですね。
おまけ:受験生にどう言葉をかけていいか悩んでいる方へ
表現は異なるものの、自分の努力を他人が認めてくれていることがわかる言葉に励まされた人が多いことがわかりました。
一方で、特別な言葉よりも普段通り接してくれることがありがたかったという声も。受験を控える家族や友人にどう声をかけたらいいかわからない、という方は普段通りを心がけるのがいいのかもしれません。
今年は、例年とは異なる大学受験に不安を抱える受験生も多いと思います。
ここに書いてある、東大生たちの「受験当日」を過ごし方が今年も通用するとは限りませんが、そんな不安をほぐせる一助になったら幸いです。
過去の東大アンケートの結果はこちら。