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どうも、チャンイケです。いつもは『8番出口』の記事やパズルの話ばかりしていますが、今回は真面目にクイズの話をします。

今年(2024年)1月21日、パネルクイズ アタック25 Nextという番組に出場しました。4人の解答者がオセロのようにパネルを取り合う、あの番組です。

高校生の頃から「いつか出てみたいなあ」と思っていた番組だったので、およそ10年越しの夢が叶って感無量でした。しかし実際の試合では、トップ賞(優勝)にあと一歩まで迫りながら、たった1問の判断ミスに涙することとなったのです。

目次

チャンイケからのお詫び
権利の関係で、私が番組内でクイズをしている様子を収めた写真は掲載できませんでした。当日の熱戦の模様は、ぜひテキストで感じ取っていただければ嬉しいです!

パネルクイズ アタック25 Next』は毎週日曜、午後1時25分〜2時25分 BSJapanext(BS263ch)にて放送中!

*  *  *

猛特訓した「パネルの取り方」

『パネルクイズ アタック25 Next』の優勝者は、クイズの正解数ではなく最終的なパネルの枚数で決まります。途中までトップを走っていた人が、たった1問正解されただけでガラッと状況が変わって最後には逆転負け……ということがよくあります。

また、パネルを獲得するうえでいくつかルールがあり、それらをしっかりと頭に入れておかないと初歩的なミスで終盤に大逆転されてしまう、ということもありえます。

したがってクイズの対策以上に、いかにパネルの取り方でミスをしないか、ということを対策しました。収録のおよそ1週間前には、普段一緒にクイズをしている方に無理を言って、実践形式での練習に付き合ってもらいました。

そして迎えた収録当日。スタジオに入ると、テレビの画面越しに見ていた風景が広がっていました。4色の解答席、出題者の沢木美佳子さん、そして司会の谷原章介さん……その瞬間、それまでの「憧れ」は一気に「不安と緊張」に変わり、本番がスタートしました。

序盤の戦略:危ない橋は渡らない

パネルを取る練習の際に立てた大まかな戦略のひとつに、「序盤はクイズの答えに100%正解するという確証が持てない限りはボタンを押さない」というものがありました。なぜなら早押しクイズで間違えると2問の間お休みとなり、約30問という短期決戦の中では相当な痛手となってしまうためです。

戦略通り、最初の数問は1回もボタンを押さず、周りの状況をうかがっていました。その後、盤面が以下のようになり、25番の角を獲得できるタイミングがやってきたのです。

▲この時点で私(白)は0枚なので、今あるパネルの隣ならどこでも置ける。狙いはもちろん25番!

ここで出題されたのは、「数字を当てましょう」という近似値クイズ。

2023年11月1日に「あべのハルカス」で開催されたステアクライミング(階段をのぼるマラソン)の世界大会で、ワールドチャンピオンに輝いた渡辺良治さんのタイムは何分何秒何?(ヒント:段数は1,610段)

う〜ん、わからん……!

苦手な形式のクイズが「ここで来たか……」と、頭を抱えました。

次ページ:なんとしてでも「角」に飛び込みたい……! そこで待ち受けていた試練

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この記事を書いた人

チャンイケ

京都大学大学院修了のチャンイケ(池田和記)です。さまざまな学問・エンタメに関心があります。趣味:クイズ・ボウリング・ゲーム・謎解き・食べ歩きなどなど。

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