「こんなのも知らないんか」に対するこうちゃんの考え
こうちゃん 僕は「歴史は絶対知っておかなきゃダメでしょ」とも思わないけどね。だってそれは自由だから。たとえば僕が歴史を勉強している時間に、運動してる人もいるじゃない。
僕は逆上がりができないんだけど、運動してる人からしたら「逆上がりもできないんか」って思うわけですよ。その代わりに、僕はフランス革命の歴史を知ってるわけで。あくまでたとえだけど、それはそういうもんじゃないですか。
▲「時間をどう使うかって自由じゃない」
こうちゃん 本当は「やった方がいいこと」みたいなものの序列なんてないと思っているんだけど、残念ながら世の中にはそういうマウントをとってくる人がいる。だから、それに見下されないようにっていう意識はあるかもしれない。
――特にこうちゃんは「クイズが強い人」って立場じゃなきゃいけないから、それは大変だよね。
こうちゃん だから皆さんは本当に好きなことをやればいいと思う。なんでもいいと思うんですけど。
そういった意味では歴史は、役立つ度はまあまああると思うし、自分には合ってたのかなと思う。基本的に1対1対応で覚えられるし、覚えたら覚えただけ強くなれるっていうのはかなり好きだったから。
――さっきもこうちゃんが「最初のテストで54点だった」と言ってたけど、歴史って勉強したら伸びる教科だよね。
こうちゃん 苦手だと思わないのが1番ですよ。ほんとにこれよく言ってるんだけど、苦手だと思ってたら一生苦手ですから。正直僕も古文単語とかは覚えるの苦手だったけど、「俺は苦手じゃない!」って思い込んで得意にしようみたいなのはありましたね。
――なるほどね。考え方をハックする、みたいな。
こうちゃん そういうのが大事だと思うんだよね。だから、僕は一生逆上がりできないっすよ(笑)。苦手だと思ってるから。
▲逆上がりは苦手認定している
――そこはどうにもならないんだ。
こうちゃん たぶん逆上がりは僕の生活には役立たないから。逆上がりができたら、東大の入試にいきてくるとかだったら死ぬ気でやりますよ。
――そこの現金なきっぱりしたところ、いいね。