今回のテーマ
どうも。こうちゃんです。
最近天候が不安定でちょっといやですよね。この記事を書いている日も、晴れているのに雨が急に降ってきて、傘を手放せません。
雨が降ると涼しくて良さそうな気もしますが、逆にジメジメして不快感が増してる気がします。雨ちゃん、悪いこと言ってごめんよ。
▲お前に罪はないとわかっているよ
本日のテーマは、夏の風物詩「全国高等学校野球選手権大会(通称:夏の甲子園)」。「え? こうちゃんって野球好きなの?」って思った方、まだまだこうちゃん研究が甘いですね。高校野球は毎年追ってますし、東京ドームにプロ野球の試合を観に行くこともよくあります!
こうちゃん、甲子園の思い出
私が一番必死に観ていたのは、中3の夏休み。毎日おじいちゃんの家に通って観てました! おじいちゃんはあらゆるスポーツに詳しいので、遊びに行くとスポーツ中継を観ることが結構多いですね。
私が中3の頃といえば、大谷翔平選手や藤浪晋太郎選手が高3で、高校野球でバリバリ活躍してた時期ですね。今は2人ともメジャーリーグで活躍してて、本当にかっこいいですよね!
Ohtani throwing 100 in high school. 👀
— MLB (@MLB) June 29, 2020
Watch "Koshien: Japan's Field of Dreams" tonight at 7pm ET on @ESPN. pic.twitter.com/lRXKv2FvVG
▲メジャーリーグも大谷選手の高校時代に注目
今年は私の出身の群馬からは前橋商業高校が全国大会に出場していたのですが、1回戦で北海道のクラーク記念国際高校に負けてしまいました(涙)。私の個人的注目は、大阪桐蔭に勝って全国を決めた
ここからは、歴代の夏の甲子園の試合の中から、特に印象に残っている(リアタイしてないのも含めて)ものをいくつか紹介していきたいと思います! 高校野球通の人は、結構知っている試合が多いかも?
歴代名試合ベスト3
第78回大会(1996)決勝 松山商業vs熊本工業
まさしく伝説の試合。10回裏のいわゆる「奇跡のバックホーム」が有名な試合ですね。
10回裏1アウトランナー満塁。ここで1点でも得点されたら先攻の松山商業は負け。この状況で松山商業は、ライトを矢野選手に交代させます。直後、バッターの打った打球は代わったばかりの矢野のもとへ。大きな当たりとなったこの打球は、犠牲フライには十分な深さだと誰もが思いました。
▲深い位置へのライトフライ。サヨナラで試合終了かと思われたが……
その時、風で少し打球が押し戻されます。やや前進しながら捕球した矢野選手は、そのままホームベースに送球。絶対にホームベースまでは届かないと思われた距離でしたが、風に乗ったボールはそのままキャッチャーミートにドンピシャで届き、3塁ランナーはアウト! ダブルプレーでこのピンチを切り抜けます。
▲奇跡の好返球で得点を阻んだ
直後の11回表、矢野選手のヒットを起点に3点を勝ち越し、松山商業は見事優勝を決めました。
野球に限らず、勝負というのは最後の最後まで何が起こるかわからない、と教えてくれるプレー。本当に大好きな試合です。
第91回大会(2009)決勝 日本文理vs中京大中京
この試合は、おじいちゃんの家で生で観てましたね。9回表、日本文理は6点ビハインド。そのまますぐに2アウトとなり、その後の1番バッターも2ストライク。あと一球で中京大中京の優勝が決まるところまで来ました。
ここから試合は急展開を迎えます。1番バッターが粘って四球で出塁すると、そこから怒涛の攻撃で5点を追加し、なんと1点差まで迫ります。最後はサードライナーとなってギリギリ1点差で中京大中京が勝利しましたが、あまりの逆襲劇に、当時小学生の私は興奮しながら観ていたのを覚えています。
▲ドラマは「あと一球」からだった
中京大中京のエースの堂林選手は、打ってよし投げてよしとめちゃくちゃ活躍していたのですが、最後追いつかれそうになったのもあり、インタビューでは非常に悔しそうにしていましたね。
第94回大会(2012)2回戦 鳴門vs済々黌
こちらは「ルールブックの盲点」をついた珍しいプレーで得点が入り、大きな話題になった試合です。
7回裏、済々黌の攻撃で1アウト1・3塁。バッターの放ったライナーはショートに捕球され、そのまま1塁に送球。飛び出していた1塁ランナーをアウトにします。済々黌はチャンスを活かせず、無得点に終わったかと思われました。
▲最悪のダブルプレー、と思いきや……
しかしこの場面、1塁ランナーがアウトになるより前に、3塁ランナーがホームベースを駆け抜けていたのです。これにより、済々黌は1点を獲得します。ただし、仮に鳴門が1塁から3塁に送球して「第4アウト」を取り、いわゆる「アウトの置き換え」をアピールしていた場合、この1点は防げていました。野球のルール、難しい!(より詳しいことは調べてみてください)
▲審判も判定が大変
この試合もおじいちゃんの家で生で観ていて、急に審判が「今の得点について説明します」と言って、長々とルールの解説をし始めたのに驚いたのを覚えています。済々黌の3塁ランナーはこのルールを知っていて、狙って得点したそう。細かいルールを知り尽くして得点するの、私はかっこいいなあって思います!
今はもう私より年下の人しか甲子園に出ていないことにちょっと寂しさを覚えつつ、ここからスターが生まれてくんやな、という気持ちで楽しみに追っています! みんなも一緒に、全国の高校球児を応援しましょう!!
こうちゃんに質問
この連載では、(#こうちゃんに質問)で皆さんからの質問を募集中!
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