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4人目:須貝駿貴

ラストはディフェンディングチャンピオンの須貝駿貴。前回は理系の院生あるあるの「目ざとい先輩」ネタが人気になりましたが、今回は何をするのでしょうか?

披露!

いきます…………デン、デデン、デデン!
今回も新しい方の効果音だ。
「モータータンパク質の一種・キネシン」

キネシン:細胞内の微小管に沿って、ATPを加水分解しながら自分で進むタンパク質。まるで歩くように進む。

▲鶴崎「ある! これ見たことある!」

大学1年の授業で見たことある!
なんですかこれ???
僕も知らないです
ちょっと「キネシン」で調べてみてよ!

▲「調べる時間」が発生するのがこの企画

▲須貝「これですよ、これ」

歩き方かわいい~
足がこんな感じに動いて歩いて運んでくれるんですよ!
小道具もいい味出してますね。

▲細胞内の物質を運んでくれるキネシン

ちなみにダイニンは逆向きに歩きます。さらにミオシンは筋肉の繊維を歩きます
補足情報が完璧だ。

2本目!

「修士1年生がやっている勉強セミナーで、教育的な質問をしてくれる目ざとい先輩」
「目ざとい先輩」シリーズだ!
発表者が符号をマイナスで書いちゃってて、先輩に言われて「ああ〜そうですね! ここプラスでしたねすみません!」って直すっていう。

▲発表者(修士1年)側もやってくれた

直接的に「違う」とは言わない、っていうのがミソですね。
誘導してくれるんだ。
「逆じゃないですか?」って言うこともできるけど、これはM1(修士1年)のセミナーだからね。自分で気付いてもらうために導くのよ。
これは教育的ですね〜。いい先輩ですよ〜。
こういう先輩出会いたかったわ。

3本目!

「論文の誤植を指摘してくれる目ざとい先輩」
あ! 斜体で「sin」って書いてあるんだ!

はい! そうなんです!

▲通じ合う博士たち

??? どういうことですか?
論文を書くときに、「sin(サイン)」のような演算記号はローマン体で表記しないといけないんですよ
でも、論文執筆でよく使われる「TeX(テフ)」っていうソフトでは、「sin」の前にバックスラッシュ(\)を入れないと斜体になっちゃって、「s×i×n」という式になってしまうと。

▲特に何もしないと斜体になってしまうが……

これを数学でやったらめちゃくちゃバカにされるんだけど、やっちゃうんだよね~。
論文執筆あるあるなんですね。
あと、この誤植に「斜体になってるよ」じゃなくて、「バックスラッシュ忘れてるよ」と伝えるところも目ざとい。

▲見えているものの一歩先を指摘する先輩

いつも指摘のしかたがわかりやすい良い先輩。
ちなみに、「目ざとい先輩」シリーズ、まだあります。
すごい! 4本目だ!

4本目!

「ランチタイムの、普段目ざとい先輩」

▲どういうこと?

カレー……??
先輩は今週カレー行ったかは覚えてないっていう。

普段はあんなに目ざといのに?
そう、あんなに目ざといのに。

ギャップがお茶目だ。
カレーは特徴的なんだから流石に覚えてろよ。
で、今週ムスカンに行ったのを思い出したら蕎麦とかを食べに行く。

ムスカン:東大の駒場キャンパス近くにあるネパール料理店。よく東大生がカレーを食べに行く。

食べてないとこに行きたいだけなんですね。
回を重ねるごとに先輩のパーソナリティが明らかになっていく。

結果

通じるネタが結構あって楽しかったな〜。
先輩の意外な一面が見られて好感度が上がりました。
やっぱり「目ざとい先輩」シリーズは強い。

「目ざとい先輩」シリーズの新作をたたみかけた須貝さん。意外な一面というオチをつけた一連の完成度の高さで一同の心を掴みました。

全員終了!

ここまでインテリ濃度の高いネタを生で見られたというのはとても貴重でした!
生物学と物理学をつなぐテーマとして「キネシン」をできましたし、皆さんに「目ざとい先輩」のお茶目な一面も見ていただけたんじゃないかと!
あの先輩には絶対についていったほうがいいですよ!
実は、僕はもともと「ラホール城(パキスタン)の空を覆い尽くす鳥」っていうモノマネをしようと思っていたんですが、編集部の人に「石田さん、モノマネって知ってます?」って言われてやめました。

▲ラホール城の空を覆い尽くす鳥

どうやるつもりだったんだ……?
現実的な路線でできてよかったです。
いや〜、出し切りましたね。でもまだ終わったわけじゃないですから、優勝者が決まっていないので……。
そうですね! 今回の優勝者も、前回と同じく読者の方の投票で決定します!

ということで、今回の優勝者を決めるのは読者の皆さんです! 「QuizKnock編集部」X(旧Twitter)アカウントの投稿にあるアンケートから、「モノマネが最も面白かった参加者」に投票してください。皆さんのご参加、お待ちしています!

投票結果発表!

6,700票以上の投票により、ついに優勝者が決定しました……!

全員が小道具を持ち出してくるという前回以上にハイレベルなバトルを制し、第2回「インテリモノマネ王」に輝いたのは……

わからなくても見た目で笑えるネタを仕込んできた直路! 「三重振り子」などの再現度の高さで読者の心を掴み、2位の須貝さんに約10ポイント差をつける結果となりました。

そして、この大会は「対策が効く」ということが明らかになってしまいました。次回があるとしたら、さらに壮絶な戦いが予想されますね……。

おまけ:撮影後の一コマ

ちなみに、めっちゃくだらない話していいですか?
ここ3人(石田・須貝・鶴崎)靴下一緒じゃないですか?

▲奇跡

え!?
ほんとだ!
俺靴下はこれしか買ってないよ!
同じく。
「インテリモノマネ」を愛する者はこれしか履かないってことか。
くそ、買いに行かないと……

「靴下同じだと楽だよね〜」と盛り上がる3人に、疎外感を覚える直路でした。

撮影:めーあたくみ、大田悠亀
編集:野口みな子

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この記事を書いた人

直路

東北大学経済学部4年の直路(なおみち)です。クイズとゲーム、インターネット大好き。明日の朝の話題にしたくなるような記事を届けていきたいです。よろしくお願いします!

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