2人目:直路
次の挑戦者は、司会の直路。今回最年少、前回大会を見て「作戦」を立ててきました。
前回大会から「見た目の面白さ」が大事だと研究したので、僕はわからなくても笑えるネタで勝負していこうと思います!
披露!
「サン=テグジュペリ『星の王子さま』より、終盤、王子さまが自分の星に帰るときの独特すぎるポーズ」
『星の王子さま』:終盤、王子は地球にたどりつく。このポーズのまま倒れ込むと翌日には消えていて、自分の星へ帰ったという。
▲確かに独特だが……
なに……???
そんな感じだったっけ?
僕の知ってる『星の王子さま』じゃない
ちゃんと原本用意してるので見比べてください!
▲このポーズを via 青空文庫『あのときの王子くん』
▲してます
うわ~~~してる!
ほんとだ!
これはやってる!
▲本を見て納得する一同
このまま倒れるんですけど、このポーズはさむ必要あった?と。
すごい無理な体勢してる。
今回は3本ともインパクト重視で揃えてきてます。
2本目!
「三重振り子」
三重振り子:振り子の先に振り子をつけ、その先にさらに振り子をつけた装置。二重以上の振り子は予想できない動きを取り、物理学のカオス現象を体感できる。
天才だ!!!!!
これは似てる。
もうね、解説不要です。
▲予想できない動きの連続
▲三重振り子の実験動画
腕って関節3つあるから三重振り子っぽいな?って思ったんですよ。
その発想は一本とられたな~
1回収まったと見せかけてまた復活するところが最高すぎる
ちなみにだけどさ、
三重振り子は極めて初期値鋭敏性が高いからもう再現できないね。
……ショキチ、エイビンセイ?
▲知らない言葉に固まる直路
初期値鋭敏性:最初の状態とわずかにずれただけ(振り子の角度が少し違うなど)で、ズレが拡大して前とまったく違う振る舞いになってしまうこと。
▲振り子で見る初期値鋭敏性
勉強になりました……!
めちゃくちゃ笑ったわ。
これは思いつきたかった〜!
博士たちの方が楽しんでいるな?
3本目!
小道具の懐かしさがすごいんだけど。
では、3つ目いきます!
「ネイティブアメリカンのホピ族が信仰する精霊の一種・ココペリ」
ココペリ:笛を吹く姿で描かれる精霊。豊穣をもたらす。
一瞬でオチた。
これはさすがに説明が欲しいわ。
ポーズモノマネなので見てもらった方が早いですね。
▲ココペリ
【グランドキャニオンあるある】このデザインのお土産がある
グランドキャニオンにもあるあるってあるんだ。
この頭のやつなんだろうね?
わかんないんですけど、実家に縄跳びがあったので持ってきました。
いや~これは「出会っちゃい」ましたね。
俺らでハチ公ぐらい流行らせようぜ。
なぜココペリを持ってきたかというと、昔、高校の修学旅行で同じ写真撮ったのを思い出して。
観光地行って銅像と同じポーズするノリだ。
▲インテリモノマネの原点
5年越しのネタを披露できてよかったです。
結果
解説が用意周到でそこも楽しめました。
どれも一発でキッチリ決めてきた。やっぱポーズ系はいいね。
三重振り子がちょうどよく刺さったね。
小道具とインパクト重視という分析から自分の人生を体現したモノマネを持ってきた直路。狙い通り、「三重振り子」で大きな笑いをとりました。
さて、次は僕です。
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