輝かしい実績を残してきたQuizKnockメンバーたちも、かつては「クイズ初心者」のひとりでした。
今回はそんなメンバーたちに、「人生で初めてクイズに正解したとき」の思い出を振り返ってもらいます。らしさ全開の正解から、ほろ苦い思い出まで、秘蔵エピソードをお楽しみください。
目次
◎ こうちゃん「詳しすぎる高校生クイズの思い出」
◎ とむ「初出演」が「初クイズ」
◎ 伊沢拓司は「テレビで見た知識」で正解
こうちゃん
大学でクイズ研究会に所属する前から、3年間「高校生クイズ」に出場していたこうちゃん。やはり、得意の歴史のクイズで初正解を刻んだのかと思いきや……?
▲正解を祈るこうちゃん(「【仮面ライダークイズ】東大生ならオタクにも勝てる?序盤だけライダークイズでガチ早押し【専門家?】」より)
こうちゃん 高校1年の「高校生クイズ」予選では早押しのラウンドがなかったので、初めて「早押しで正解したぞ!」という実感が湧いたのは高2のときですね。
全国大会行きを懸けた群馬県予選、3問先取の早押しクイズでした。先に相手の高校が正解を出して、「ヤバい!」と思ったところで来たのがこの問題。
※1)問題の続き:「6人が円卓に座るとき、6人の並び方は何通りあるでしょう?」
▲円順列の解説(ざっくり)
こうちゃん 初正解は嬉しかったんですが、結局そのときは負けちゃいました。
しかも、わかったのに「スマホの『アプリ』は何という言葉の略?」(アプリケーション・ソフト)を押し負けたり、歴史問題の「東インド会社」を相手に取られたりして……余計に悔しかったですね。
* * *
この後も「中学のときはテレビ局のクイズ体験会で『ONE PIECE』の問題を答えて……」などなど、たくさんのエピソードを事細かに語ってくれたこうちゃん。これからも、記憶に残る「正解」をたくさん見せてくれるはずです。
とむ
とむはクイズ研究会に未所属ながら、他のメンバーに引けをとらない知識量の持ち主。記念の初正解も、やはりマニアックな知識を活かしたものでした。
▲クイズを楽しむとむ(「英語クイズで対決!【河村vsとむ】」より)
とむ 初めて動画に出た日が初めてのクイズだったので、1問目で答えた「センザンコウ」が初正解ということになりますね。
▲とむの初登場動画「東大生ら10人で完全解答クイズ【見せつけろチームワーク】」
とむ 昔から変なものを覚えるのが好きで、センザンコウもTwitterの「こんなヤバい見た目の生き物がいる!」みたいな投稿を偶然見たおかげで知ったんです。「好き」という思いは、いろいろなことを覚える原動力になるので、クイズも「自分が興味のあるものは確実に答えよう!」と思って取り組んでいます。 ▲センザンコウ。ウロコを持つ希少な哺乳類 via Wikimedia Commons Frendi Apen Irawan CC BY-SA 4.0(画像の一部を加工しています) とむ ちなみに、最初の「早押し正解」はその直後に撮ったサブチャンネル動画での「明朝体」です。初出演の緊張でガチガチになってますが、クイズが楽しかったのでとてもいい日になりましたね。 ▲とむの早押し初正解は3:19〜 開成中学のクイズ研究部でキャリアをスタートさせた伊沢。数えきれないほどの問題に答えてきたクイズ王の、気になる初正解は……? ▲豪快にボタンを押す伊沢(「東大生11人の壁!詳しい分野だけのクイズなら強敵相手に全問正解出来るのか?【#1】」より) 伊沢 中学1年のときですね、部活の体験会で初めて早押しクイズに触れました。 正確に「初めて正解した問題」は覚えてないんですが、「シュークリーム」を早押しで正解したのはよく覚えてます。 ▲丸い形、確かにキャベツっぽいかも? ※2)フランスで「シュー・ア・ラ・クレーム(クリーム入りのキャベツ)」と名づけられ、日本で転じて「シュークリーム」の名で広まったとされる。 伊沢 小学生のときに『所さんの目がテン!』という番組で語源の話を聞いて、正解につなげられました。 初めてのクイズだった割に「間違えたらどうしよう」という感情はほとんどなくて、この問題も思い切って押せた覚えがあります。 * * * 右も左もわからないはずの初心者の頃から、既に「誤答への恐れはなかった」という伊沢。後に大きく花開くクイズの才能の片鱗を感じさせるエピソードでした。 三者三様の「初めての正解」。やはりというべきか、メンバーの個性がにじみ出るような内容でした。今後もQuizKnockメンバーの活躍にご注目ください! 【あわせて読みたい】伊沢拓司
問題は「フランス語で『キャベツ』という意味の言葉を名に冠する、中にカスタードクリームが詰まった定番の洋菓子は何?」などと続く。