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山森です。あんこが好きです。

羊羹も好きですが、一人暮らしだとちょうどいい量を食べることがかなわないので、最近食べられてないですね。食べたい。

さて、いただいた質問に答えます。

あんこの外側によるかな。あんまんならこしあん、今川焼きやたい焼きの類なら粒あんでしょうか。あずき系は何でも好きです。

さて、今回の「日常の発見」。なんという偶然でしょう、たい焼きのお話です。


街を歩いていたときのこと、目に留まった「天然鯛焼」の文字。

……たい焼きの「天然」って何?

鯛の「天然」はわかる。自然に泳いでいる鯛だろう。「養殖」の対義語だ。しかし、たい焼きにお魚の「鯛」は使われていない。

調べてみると、こんな記述を発見しました。

天然のたいやきとは

一匹ずつ丁寧に焼く「一丁焼き」という焼き上げ製法のことをいいます。鯛焼職人が一丁2キロもある焼型に生地と餡をのせ火床の上でガチャガチャと移動させ直火で丹精こめて焼き上げます。

出典:天然のたいやき - 天然たいやき!鳴門鯛焼本舗

養殖に関する記述がなかったのでもう少し調べてみると、こんな記述がありました。

「天然モノ」にこだわる日本一たい焼。

養殖モノは生地を焼き型に流し入れて焼き、片側にあんこをのせて両側を合わせ、一度に6匹~10匹くらい焼き上げます。これは、たい焼きブームで一度に大量に販売するために考えられたものです。

日本一たい焼の釜は「天然モノ」用の釜、「箸もの」という焼きごてのような釜で焼き上げます。一釜に二匹しか焼けない鋳型で作った本格派の圧力式手焼き釜です。

出典:『天然モノ』と『養殖モノ』|たい焼き専門店「日本一たい焼」

2匹焼けるものも「天然」とする場合があるようです。

実際に、見にいってきました。

▲奥で型に1匹分の材料をのせているのが見える

本当に1匹分で焼いてる〜! たい焼きを買うとき、全く意識したことがありませんでしたが、お店によってこだわりが違うんですね。そんな「日常の発見」でした。

▲ちなみに粒あん。おいしい

余談ですが、最初に見たとき、あとで調べようと社内連絡用アプリにメモを残していたら、伊沢大先生が答えをくれていました。

▲答えをくれるtax_i_(伊沢拓司)

さすがの知識。


さて、次回はノブにバトンタッチ。こんな質問を用意しました。

私は、よく思います。伊沢さんはすごい。

過去の「日常の発見」はこちらから!

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この記事を書いた人

山森 彩加

東京理科大学卒業生の山森です。在学時は天文研究部でプラネタリウム解説をしていました。三鷹の国立天文台で展示解説をしたり、科学館で解説をしたりもしました。日常のなかに“楽しい”や“おもしろい”を見つけられるような何かを発信していければと思います。学士(理学)。

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