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最近やっとIHコンロの便利さに気づきました。千春です。

家庭にあるガスコンロやカセットコンロの、ガスの独特なにおいは誰もが一度は嗅いだことがあるでしょう。実はあのにおい、ガスそのもののにおいではなく「わざとつけられている」においだということをご存知でしょうか?

▲実はガスそのもののにおいではないらしい

ほかにも、さまざまな理由で「わざとつけている」ものがあります。ガスのにおいとともに、詳しく見てみましょう。

ガスのにおいはわざと付けられていた!?

ガスの独特のにおいは、ガス漏れにすぐ気づけるように、わざとつけられています。

例えば、家庭で使用されているプロパンガスや都市ガスのガス自体は本来無臭の気体です。このため、ガス漏れや不完全燃焼によって有毒な一酸化炭素が発生したとしても、すぐに気づくことができません。

ガス爆発は規模が大きく危険であることから、1962年に家庭用ガスにはにおいをつけることが義務化されました。

▲ガス漏れにすぐ気付けるためだった!

このように、安全のためにわざとにおいをつけることを、「着臭」や「付臭」といいます。また、においをつけるために加える物質を「付臭剤」といい、石油のようなにおいのする「シクロヘキセン」や硫黄を含む化合物などが使われています。

他にもある!「わざとつけている」集

「味」編

においと同様に、わざと「」がつけられているものがあります。子どもが誤飲する危険があるものなどです。

例えば、リカちゃん人形の靴です。着せ替えが楽しめるように、さまざまなドレスや小物が販売されていますが、小さなパーツは子どもが口に入れてしまう可能性があります。

そこで靴などの小さなパーツには、口に入れたらすぐに吐き出すくらいとても苦い味がする、苦味剤が使われています。もちろん舐めてしまっても無毒のものです。

▲画像はイメージです

「色」編

わざと「」をつけて、視覚的に事故を防いでいるものもあります。例えばガソリンです。

▲ガソリンもわざと色をつけられている

ガソリンは非常に火がつきやすく、漏れ出すと火災につながる危険性が高いです。しかしガソリンそのものは無色透明で、灯油などと見分けがつかず、誤ってストーブなどに入れてしまうと非常に危険です。

このため、ガソリンにはオレンジ色の着色がしてあります。オレンジ色の液体が漏れていたら、明らかに異常事態だとわかりますよね。

「形」編

形状そのものが事故防止になっているものもあります。

そのひとつが、シャープペンシルです。ノックする消しゴム部分をよく見てみてください。

▲よく見るとキャップに穴が開いている

キャップに穴が開いていますね。これこそ、わざと開けることで事故を防いでいる穴です。

この小さなキャップ穴もリカちゃんの靴同様、子どもの誤飲の危険のために作られたものです。万が一子どもが飲み込んでしまっても呼吸ができるよう、穴を開けるように定められています。

私たちは「わざと」に守られている

身近にある「わざとつけている」シリーズ、どれくらい知っていましたか? わざとつけられたものは、私たちの安全を守ってくれているのですね!

ちなみに安全の観点からつけられているもの以外にも、子どもの食育のため、インクに「いい香り」を施してある絵本もあります。描かれたイラストに合わせて、メープルシロップの甘い香りのものや、スパイシーなカレーの香りの絵本もあるようです。

私は小さい頃、はちみつの香りがする絵本がお気に入りでした。最新の香りつき絵本、大人になっても惹かれますね。

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この記事を書いた人

千春

東北大学大学院で化学を専攻しています。読書や料理が好き。 「日常的なことを化学的に」をモットーに、毎日がちょっとだけ楽しくなるような記事をお届けします!

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