こんにちは、伊波円蔵です!
みなさんは、「なんで正座をすると足がしびれるの?」などといった素朴な疑問を小学生から投げかけられたとき、すぐに答えられるでしょうか。「それは〇〇が理由なんだよ」と返せる人でも、そこから次々と投げかけられる新たな疑問には答えられないかもしれません。
あなたは「氷はなんで水に浮くの?」という質問をされたとき、どこまで深く理由を説明できますか?
密度は物が水に浮かぶかどうかを大きく左右する要素です。密度とは一定の体積あたりの質量のことで、物質の種類や状態によって値は異なります。
たとえば、体積が1cm3の水(0℃)の質量はおよそ1.00gですが、同じ体積の氷(0℃)ではおよそ0.92gです。
水が氷になる過程では、質量は変わらないまま体積だけが増えるため、密度は小さくなります。
この説明を聞いて、また新たな疑問が湧いてきたようです。

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