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氷の中では、水分子の間で「水素結合」という結合で結びついています。水分子は水素原子2つと酸素原子1つでできており、酸素原子は水素原子よりも電子を引き寄せやすい性質があるため、水分子の中で電気的な偏りが生じるのです。

そして、正と負の電荷が引き合う力によって酸素と水素が引き付けられ、水分子の間で水素結合を形成します。

水が凍るとき、水素結合を形成しやすいように分子が並ぶことで、自然と「スカスカ」な構造となるのです。


ここまで「氷が水に浮く」という身近な現象を科学の仕組みで説明してきました。ここからさらに深掘りしていけば、まだ人類が解明していない世界を垣間見えると思うと、少しだけ科学が身近に思えてきませんか

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伊波円蔵

東北大学理学部化学科3年の伊波円蔵です。好きなものは料理、謎解き、漢字、インターネットなど。日常を豊かにする(かもしれない)記事を書いていきたいです。

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