勝ち上がるのはたった1人!Wild Card Stage
1st Round:脱落式読み上げ筆記クイズ
Wild Card Stageは3つの段階を踏んで行われます。
1st Roundは脱落式読み上げ筆記クイズです。読み上げられるクイズにひとつひとつ解答していき、誤答や無回答で失格になります。これを繰り返し、残っている人が会場ごとに11名以下になるか15問読み切られるまで問題が読み上げられます。
▲誤答か無回答で着席のルールです
序盤は参加者の表情は朗らかでしたが、脱落者が増えるにつれて会場が徐々に張り詰めます。誰も1問として落とせないという状況のなか、こんな問題が出題されました。
「このたび『ツミデミック』で直木賞を受賞した、その他の代表作に『光のとこにいてね』『スモールワールズ』がある小説家は誰?」
正解は「
一穂さんの直木賞受賞が決まったのは7月中旬。この問題では、大会のたった半月前の時事にもアンテナを張っているかが問われました。対策が的中したのか、正解者からは思わず雄叫びが上がります。
東京会場では、この問題で解答権を保持している人が2人に。東京会場に集まった総勢400人以上の参加者から、みごとに1st Roundの勝ち抜けを決めました。1問間違えると即脱落という緊張感の中で勝ち残り、ガッツポーズをする様子には大会ならではのエネルギッシュな雰囲気が感じられます。
2nd Round:2択クイズ
1st Roundを通過できなかった人は、続いて2nd Roundに進みます。
2nd Roundは15問の2択クイズ。より多く正解できた人が3rd Roundに進めるというシンプルなルールながら、早押しができる2nd Stageに挑める最後の望みでもあるため、参加者の気合いが一層高まります。
▲1問ごとに祈ったり、ガッツポーズを見せる参加者も
後半は正解者の割合が50%ほどになる問題も多く、直感に頼る問題もしばしば。15問の末に3rd Round進出者が決まりました。
3rd Round:3〇1✕早押しクイズ
3rd Roundは早押しクイズ。最も早く3問正解できた1人が敗者復活です。ただし、1問でも間違えてしまえば即失格。この日初めての早押しクイズということもあり、壇上に注目が集まります。
▲東京会場では4人が早押しに進出
たった1問間違えるだけで失格というヒリヒリするルールのなか、東京・大阪の両会場からそれぞれ1名が敗者復活を果たしました。
▲喜びもひとしお