突然ですが、私は灯台が好きです。思い入れが強いせいか、この記事を書くまで、ことわざ「灯台もと暗し」の「灯台」も海辺に建つ灯台のことだと信じて疑いませんでした(正確には、室内の明かりのことだと教えてもらいました、そうだったのか……)。
私は古い巨大な建造物を見るのが好きだし、高いところに登るのが好きだし、田舎の辺鄙な海沿いに1人で行くのが好きです。そして灯台は、以上すべての嗜好を満たしてくれるミラクルな存在であります。
ちょうど、11月1日は灯台記念日であったとのこと。数日ずれてしまいましたが、灯台について明るい人を少しでも増やすべく、クイズを作成してみました。
長年にわたり夜の航海安全を支えてきた灯台ですが、近年その役割は縮小の一途をたどっています。ほとんどの船が、電波標識やGPSを利用して航海するようになったからです。
辺鄙な場所にあるにも関わらず、定期的なメンテナンスを必要とする灯台は、その多くがコストのかかる面倒な存在になりつつあります。霧笛、気象放送など、かつて存在した灯台の業務も次々と削られています。これらは時代の流れであり当然の判断であります。
しかし、電化された車両が当たり前の今こそ蒸気機関車(SL)が人気を集めているように、灯台も、一部のコアなファンからの人気を獲得する素質を持っています。
皆さんも海辺に観光に出かけた時、是非、近くの灯台まで足を伸ばしてみてください。