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あんなに野菜が嫌いだったとは

撮影前には、ふくらさんと「あまりにもわかりやすいヒントを言うと簡単になってしまうので、直球の表現は避けましょう」と話していました。そのうえで、ふくらさんからどんな食レポが出てくるか楽しみにしていたのですが……まさかあそこまで語彙力が低下するとは

「おもしろそうだから」と協力してくれたふくらさんですが、あれは素で嫌がってましたね。野菜を食べながら「やばいやばい」と連呼し、味の表現も独特でした。マイタケを食べてマックのハンバーガーの味を感じる人はなかなかいないのではないでしょうか。

正直、もう少しクレバーな食レポを想像していたのですが、結果的にめちゃくちゃおもしろかったです。ふくらさんの「才能」を感じました。

▲マイタケからハンバーガーの匂い……

独特な食レポから具体的なヒントを得ようと解答者たちも頑張ってくれました。そんな彼らが一番時間がかかったのが、最終問題のロマネスコです。

ふくらさんの食レポを聞くもこれといった手がかりが増えず、膠着状態が長く続いていました。答えが出るだろうか……と少し心配しはじめたころ、状況を打破してくれたのが司会の伊沢さんです。

▲伊沢さんの力技なヒント

フラクタル理論を提唱したブノワ・マンデルブロを、説明に織り交ぜてなんとか伝えようとしてくれたのです。状況を把握しアドリブで動画をおもしろくしようとする立ち振る舞いに、「これが伊沢拓司か……」と実感しました。無事答えが出て安堵しましたね。

実は僕もちょっとだけ映ってます

この撮影、実は僕もシェフ役として参加していました。伊沢さんから「シェフ、次の品はなんですか?」と聞かれ、「こちらです」と言いながらふくらさんに野菜を持っていくという役です。

が、いかんせん僕にアドリブ力が全くなく、おもしろい動きや発言をできなかったためか、動画では存在自体が全カットされてしまいました。前述の伊沢さんのように、臨機応変にしゃべるには経験値が必要なんだと思い知りました……。

▲画面上の方でお皿を渡しているこの右手、僕です

動画の最後にふくらさんが「野菜苦手な人、一口はチャレンジしてください」と呼びかけていたのも印象的でしたね。企画から買い出し、調理、シェフ役と様々な役割を担ったことで、動画を作る大変さを学んだ思い出深い動画です。


感想は、Twitterのハッシュタグ「#高松Dのなんとかします 」で教えてください。次回も楽しみにしていてくださいね。

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この記事を書いた人

高松慶

QuizKnockの動画ディレクター、高松です。 主に企業案件の動画の企画/ディレクションをしています。

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