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想定外な人間の動き

今回AIには、人間と同じ問題を収録前に解かせていました。なので、僕は撮影当日「AIがどこで答えを導き出したのかがわかっている」という状態でメンバーの挑戦を見守りました。

▲どっちが勝つんだろう

その結果、今回は6対1で人間が圧勝。僕の予想とは大きく異なる結果になりました。僕が予想していた以上に、人間が強かったです。

たとえば、1問目は年号が冒頭にくる問題。数字が出てくる問題ということもあり、AIが取るだろうと想定していたのですが……それよりも早く、河村さんが正解を出してしまいました。

▲なんでそこでわかるんや

さすがのAIも、年号だけで答えを導くことはできていませんでした。僕も、このスピードで人間側が答えられるとは全く想定しておらず、正直とてもびっくりしました。

▲AIも年号だけで正解を候補に挙げていました

人間側は問題文を見ながら解答できるルールにしていたのですが、問題文が表示されるボックスの大きさで文の長さを予測されたのも想定外でした。それがヒントになるなんて……。

メンバーが日々何に着目してクイズに挑戦しているかということにも驚かされましたね。

▲その発想はなかった

4人の連携プレイも光っていました。「誰かが間違えてもそれをヒントに別のメンバーが答えて正解する」という、人間ならではのチーム戦を見られたのは、動画としていい盛り上がりになっていたように思います。

▲人間側は総力戦

さらに特筆したいのが、山本の圧倒的なクイズの強さ。今回、人間側の挑戦では7問中4問を山本が解答し、そのうち3問はAIにも勝っています。AIも他の解答者もピンときていない問題にも答えている様子は、見ていて圧倒されましたね。

▲あまりに強すぎる

今のAIを伝えられた気がする

今回の結果は人間側の勝利となりましたが、「人間の方が強い」という面よりも、メンバーたちの強みや、メンバーたちがいろんな情報を駆使してクイズをしていることを伝えられて、いつもとは違う一面を見せられたのではないでしょうか。

また、AIがどんなふうに答えを導き出しているのかを毎回振り返ることで、いまのクイズAIの仕組みや得手不得手を伝えることができたのではないかと感じています。

▲AIの必殺技も発見

すぐに動画にできたからこそ

今回、僕は「AIと人間がクイズで戦うところを、テレビよりも早く見てもらいたい!」と燃えていました。これだけ強いAIがあるとなればいずれテレビでも取り上げられるでしょうし、企画も似たようなものになる可能性が高いですからね。結果、(把握している限りでは)テレビでクイズAIが取り上げられる前に動画を出せたことに満足しています。

▲人間とAIの共通点も見つかった

今は、AIの進化を追ってみたいと考えています。苦手な時事問題も答えられるようになる、クイズだけじゃなくてなぞなぞにも対応していく……など、どのような方向で強くなっていくか目が離せないですね。またいい勝負ができそうなAIがあれば、QuizKnockと対決する企画をまた組みたいです。

QuizKnockメンバーも進化していくでしょうし、たまに対決してそれぞれの良さを見せていけるといいのではないかと今は思っています。

感想は、ハッシュタグ「#高松Dのなんとかします」で教えてください。次回も楽しみにしていてくださいね。

【前回はこちら】

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この記事を書いた人

高松慶

QuizKnockの動画ディレクター、高松です。 主に企業案件の動画の企画/ディレクションをしています。

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