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解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです

今回は私と一緒に解いていきましょう! 算数の範囲ではこの問題の正八角形の辺の長さを求めることはできません。どのように解いていけばよいでしょうか?

今回の問題の解き方をまとめた図がこちらです。ポイントは台形を分割し、三角形ACDの面積を変えずに変形することです。

この図の流れに沿って、解いていきましょう!

台形を2つの三角形に分割する

まずは、直線ACで、台形ABCDを三角形ABCと三角形ACDに分割します。

台形ABCDを面積を求めやすい形にするために、三角形ACDを変形させていきます。

直線ACと平行な直線は?

辺ACを三角形ACDの底辺とすると、点D辺ACと平行な直線上で動かせば高さは変わらず、面積も変わりません

点Dを通り、辺ACと平行な直線は直線DHです。ACとDHが平行であることは、正八角形が直線BFに対して線対称であることからわかります。

台形を面積が求めやすい形に変形するために、点Dを辺DHの中点(この点を点Oとします)に動かします。

変形させた図形と正八角形の面積の比は?

変形させた図形(四角形ABCO)は、正八角形ABCDEFGHを直線AEで2等分し、それをさらに直線CGで2等分した図形です。

したがって、四角形ABCO正八角形ABCDEFGHの面積の1/4となります。

台形ABCDは四角形ABCOと面積が等しく、80÷4=20cm2です。

答え:20cm2


三角形ACDの変形のさせ方に気付けるかがポイントでした。

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【前回の算数ノートはこちら】

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この記事を書いた人

伊東

東京大学大学院修士課程修了(工学)。クイズはもちろんのこと、スポーツ、みかんも好きです。よろしくお願いします。

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