QuizKnock

アプリで記事をもっと見やすく

インストールする

カテゴリ

ログイン
PR
ランドマーク税理士法人

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

1ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです

今回は私と一緒に解いていきましょう! 補助線をうまく利用すれば、複雑な計算を使わず答えにたどり着けます!

この問題の解き方をまとめた図がこちらです。

ポイントは、大きさが等しい三角形のペアを2つ見つけて、各部分の面積に成り立つ関係を考えることです。

では、このポイントを踏まえつつ解いていきましょう!

補助線を引いて、三角形のペアを見つける

最初のポイントになるのは、真ん中にある四角形の部分をうまく補助線で区切ることです。辺を2等分している点を活かすため、図のように補助線を引いてみましょう。新しく生まれた2つの三角形の面積をそれぞれ×とします。

まず注目するのは、下の図において緑とオレンジで囲んだ2つの三角形です。

2つの三角形は底辺の長さが等しく、高さも共通しています。したがって面積が等しいことから、〇+52=×+48が成り立つとわかります。52-48=4なので、2つの三角形の面積が等しくなるには×が〇より4大きくなければなりません

○と×の具体的な値がわからなくても、差を求められればそのまま答えにたどり着けますよ!

次に、下の図において緑とオレンジで囲んだ三角形のペアに注目してみましょう。

2つの三角形は、やはり底辺の長さ高さが等しくなっています。したがって面積も等しく、〇+29=×+青く塗りつぶされた部分が成り立ちます。先ほど求めた通り×は〇より4大きいので、〇+29=〇+4+青く塗りつぶされた部分となり青く塗りつぶされた部分は29より4小さいことがわかります。したがって、求める面積は29-4=25となります。

答え:25


大きさの等しい三角形を見つけることがポイントでした! 少し感覚的な説明になりましたが、丁寧に大小関係を考えていけば難しい計算なしで解ける問題だったのです。

「ひらめけ!算数ノート」のバックナンバーはこちら

【前回の算数ノートはこちら】

【あわせて読みたい】

3
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

関連記事

この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学4年生の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

木村 真実子の記事一覧へ