QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。
濁点を強調しながら
「ヷ!」
このワードもとい1文字が登場したのは、2022年6月4日に公開された動画「ここに入る文字は?【世界の法則を解読せよ】」です。「全世界の人々が解くことができる」という法則クイズに、須貝駿貴、ふくらP、鶴崎修功の3人が挑戦します。
▲それでは1問目……って、あれ?
しかし、1問目に出てきたのはばっちりカタカナ。実は、世界中の人々が解ける法則クイズというのは、世界中の文字をひとつにまとめた「Unicode」を用いたクイズだったのです。
Unicode:世界中の文字を1つの文字コードで表現することを目的に作られた規格。各国どうしの情報伝達において不便が少なくなるなどのメリットがある。
Unicodeに収録されているのは、見たことがある漢字やひらがな、カタカナだけではありません。1問目の正解発表のあと、ワに濁点がついた「ヷ」という文字があることを聞いた3人は、全く知らないカタカナの登場に驚きの表情を見せます。
▲この驚きよう
「ヷ」という文字に惹かれるものがあったのか、須貝が「今日(答えが)わかったら(ヷを)使っていこうかな」と発言。このひとことで、ここから先のクイズには「ヷ」が大量発生します。2問目には正解したふくらPが「ヷ!」と言い、完全に「ヷ=今回の正解の音」が定着しました。
▲「ヷ!」ふくらPバージョン
このあとは、難しいUnicodeクイズに正解する度に喜びを「ヷ!」と表現し、さらには喜びのあまりワ以外の文字にも濁点をつけて表現するようになりました。
▲どうしてこうなった
このクイズで3名が「ヷ」をどれだけ獲得したか、正解の喜びをどのような濁点で表現したかを、時折挟まれる「ヷ!」のアイキャッチと共にご覧ください。
これのお陰で最近名前が変わったSNSの𝕏に使われている文字の出し方がわかりました。
日本語入力モードのままU+1D54Fと入力して変換してみてください。黒板太字のX、𝕏がでます。
みなさんもUnicodeでいろんな字体を出して遊んでみてください。
𝑺𝒊𝒏𝒄𝒆𝒓𝒆𝒍𝒚 𝒚𝒐𝒖𝒓𝒔,
𝑺𝒖𝒈𝒂𝒊
▲あの名シーンから再生されます
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
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