クイズの解説
Q.1:この漢字の読みは?【29.5%】
「ぼんぼり」は、絹や紙の覆いがついた燭台や行灯のことです。童謡「うれしいひなまつり」にも登場するとおり、雛飾りでおなじみですね。
「ぼんぼり」は漢字では「雪洞」と書きます。なお「セツドウ」と読めば、登山中に雪を掘って作る穴、「セットウ」と読めば、「風炉覆い」という茶室で使われる道具を指します。
こちらの記事(ライター:永岡 優)からの出題でした。
Q.2:「香水」はいつの季語?【29.0%】
歳時記(俳句の季語などを分類した書物)において、「香水」は夏の季語であるとされています。その理由として、普段は香水を使わない人も、汗をかく夏は香水の匂いを求めることが挙げられます。
ちなみに、実際に「香水」が詠まれた俳句には次のようなものがあります。夏の句であることを知ってから鑑賞すると、印象も変わってくるかもしれませんね。
こちらの記事(ライター:川副 啓太)からの出題でした。
Q.3:近年話題の「XAI」とは、どんな人工知能のこと?【24.2%】
近年、深層学習による推定・予測結果の精度は爆発的に向上しています。しかし、深層学習のモデルは、構造の性質上、入力から出力までの過程が不明瞭、すなわち「ブラックボックス」であることが問題視されています。
“XAI”こと「解釈可能なAI(Explainable AI)」は、出力までの過程が人間にとって解釈しやすく可視化されたモデルや研究のことをいいます。これにより、AIによる間違った予測・推定結果を出力した場合に、その原因を追究できるようになるなど、AIの信頼性を担保することに貢献しうるとされています。
こちらの記事(ライター:永岡 優)からの出題でした。
Q.4:次回(2026年)の冬季オリンピックから追加競技として実施される「スキーモ」とは、スキーと何を組み合わせたもの?【23.0%】
スキーモ(SKIMO)は、山岳スキー競技(Ski Mountaineering)の略称で、スキーと登山が融合した競技です。スキー板に滑り止めシールをつけたり、スキー板を担いだりして斜面を登るエリアと、スキー板で滑降するエリアがあり、競技者はその着順を競います。スキー板の着脱はトランジットと呼ばれ、トランジットのスムーズさも勝負の鍵となります。
スキーモは、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪から冬季五輪の競技として新たに採用されます。日本では競技人口が200人ほどとまだまだマイナーですが、発祥地のヨーロッパでは人気の競技です。
こちらの記事(ライター:伊東)からの出題でした。
Q.5:「ベートーベン」「バショー」「ムラサキ」などのクレーターがある太陽系の惑星は?【23.0%】
水星には多くのクレーターがあり、それぞれに「ベートーベン」や「バショー(松尾芭蕉)」「ムラサキ(紫式部)」といった芸術家や作家の名前がつけられています。
水星のクレーターがこのように名付けられるようになったのは、火星のクレーターを命名するときに有名な科学者の名前を使い切ってしまったからともいわれています。
こちらの記事(ライター:和歩)からの出題でした。
【前回の「ものしり5」はこちら】
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