完成形がこちら!
▲顔の左側が「全部乗せ」のメイク、右側がノーメイク状態
二重の線が隠れてしまって、逆に小さく見えていますね。なんだか印象も暗いです。
どうやら、理論上一番デカく見えそうなメイクを施しても、劇的な変化があまり見込めなそうです。
論文で「最強」とされたメイクを実践しよう!
ここで頼りになるのが先行研究です。どんな学術分野もこれまでの研究の積み重ねがあってこそ。調べてみると、「デカ目に見えるメイク」を実験的に検討した論文がありました!
論文によると、「アイラインを上瞼の際と、下瞼の目尻側1/3に引く」というプロセスが、目を大きく知覚させることにおいて重要のようです。
▲論文で「最強」とされたメイクを施されるこうちゃん
完成形がこちら!
どうやら、論文で「最強」とされても、それが現代の日常生活において魅力的かどうかは別のようです。
現代的かつデカ目に見えるメイクはこれだ!
こうなったら、錯視の効果をひとつずつ活用しながら、地道に「現代的なデカ目メイク」を検証するしかありません!
上瞼のアイラインも、色を変えてみたり、アイライナーではなくアイシャドウで引いてみたり、そもそもの引く位置を変えてみたりするのも良さそう。
ということで、上瞼と下瞼のメイクを組み合わせた、以下の全16パターンを検証してみたいと思います!
▲こちらのパターンを全てやっていきます!
▲まだまだメイクを施されるこうちゃん
▲自分でもビューラーに挑戦してみるこうちゃん
全16パターン完了!
できるだけ多くの人の意見を聞いてみよう! ということで、メイク法を伏せた状態で、QuizKnockのライターをはじめとするメンバーにどの目が一番大きくかつ魅力的に見えるかを聞いてみました!
その結果がこちら!
▲「最も魅力的なデカ目」として選ばれた上位3パターン!(QuizKnock調べ)
なんと、3位に2倍以上の差をつけて、2つのメイクが堂々の同率1位!
1位となった2つのメイクの共通点は、下瞼の際の目尻側1/3に濃いブラウン系のアイシャドウを施している点。
やはり、先ほどの論文で紹介されていた通り、下瞼1/3に濃い色をのせることは、「デカ目」に重要な役割を果たしているようです。
上瞼のメイクについては、アイライナーを使ってアイラインを全体に引くことでもデカ目の効果をもたらしますが、目尻側の1/3のみに引いたり、アイライナーの代わりに薄めのアイシャドウで引いたりすることも、魅力的なメイクをするうえで重要な方法のひとつのようです。
ここで、最後に大事なことをひとつ。
今回はこのような結果となりましたが、これはあくまでQuizKnockの皆さんが思う「魅力的なデカ目」についての意見です。また、4位以下の他のパターンのメイクを「最も魅力的なデカ目」だと判断した方もいらっしゃいます。
どんなメイクをするかを決めるうえでは、トレンドや客観的な意見も重要ですが、自分にとって「なりたい雰囲気」も大事な要素です。この結果だけにとらわれず、ぜひ個人の好みも大事にしてメイクを楽しんでくださいね!
これからはデカ目系クイズYouTuberとして名を売っていこうと思いました!
まとめ
メイクにはたくさんの心理学的原理が応用されていますが、理論的には一番デカ目に見えるといっても、時代の流行も考慮すると、それが一番魅力的になるとは限りませんね。
メイクは、理論・トレンド・自分の好みを考えてするのがベストかもしれません!
▲この3つをおさえてメイクをしたら、あなたもきっと魅力的に! ※イメージ
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