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答え&解説
正解は、長崎県でした。
ヒント1:猿岩
長崎県の
壱岐の伝承では、島が誕生したとき、島が動いて流されないように神様が8本の柱を立てたといわれており、その8本の柱のうちの一つが猿岩とされています。猿岩は島の西側にあるため、夕日スポットとしても人気があります。
ちなみに、壱岐には「ほほ笑むゴリラ岩」という岩もあります。巨大な猿岩と比べると知名度は劣りますが、近年人気が上昇しているそうです。壱岐を訪れたら、ぜひ奇岩めぐりを楽しんでくださいね。
ヒント2:ヤマネコの標識
長崎県の
ツシマヤマネコは、対馬のみに生息する固有種のヤマネコです。日本に生息する野生のネコ科動物は、ツシマヤマネコと沖縄県の西表島に生息するイリオモテヤマネコの2種のみで、とても貴重な存在です。
そんなツシマヤマネコが車にひかれる事故をなくすため、ヤマネコの飛び出しに注意を促す標識や看板が、過去に事故があった場所などを中心に設置されています。対馬の宝であるヤマネコを守るため、よそ見をせず安全運転を心がけたいですね。
ヒント3:潜伏キリシタンの歴史
キリスト教を信じることが禁止されていた17〜19世紀の日本で、ひそかに信仰を続けた人々を「潜伏キリシタン」といいます。長崎県内には、潜伏キリシタンの歴史を現代に伝える建造物や集落が数多くあります。
五島列島の
禁教の時代が終わると、頭ヶ島の潜伏キリシタンたちはカトリックに復帰し、1919年には頭ヶ島天主堂が完成しました。
長崎市の大浦天主堂では、1865年、15人ほどの潜伏キリシタンが神父に信仰を告白する出来事が起こりました。この出来事は「信徒発見」と呼ばれ、これによって潜伏キリシタンの存在が全世界に知られることになりました。
頭ヶ島の集落と大浦天主堂は、いずれも「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されています。
今回の3つのヒントは、すべて長崎県の離島に関するものでした。長崎県には約1,500もの島があり、日本で最も島の数が多い都道府県です。個性豊かな長崎県の離島を、ぜひ旅してみてください!
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