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答え
正解は、『湖畔(こはん)』でした!
解説
この絵画の作者は、黒田清輝です。印象派の技法を学んだ彼は外光派と呼ばれる明るい画風で知られ、東京美術学校の教授として日本の近代洋画の発展に尽力しました。
▲フランス留学を機に画家を志す
代表作『湖畔』には、箱根の芦ノ湖を背景に、団扇を持って涼し気な表情を浮かべる女性が描かれています。この女性は清輝の妻である照子夫人であり、2人で旅行へ行った際に描かれたそうです。制作期間はおよそ1カ月。丁寧な筆致に努力の跡が覗きます。
この作品ははじめ『避暑』の題で展覧会に出展されました。1900年に開催されたパリの万国博覧会で『智・感・情』と共に出品され、世に広く知られることとなります。
▲『智・感・情』はコチラ
『湖畔』は、東京国立博物館の黒田記念館で見ることができます。
次週の「今日の一問・美術編」もお楽しみに!
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