今回のテーマ
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どうも。こうちゃんです。
大人になってからというもの、激しく真剣勝負できるものが少なくて、なんだか漠然とした退屈感を覚えています。やっぱり他者と真剣勝負で勝つ喜びというのは、おいしいご飯を食べることとかとはまた違った、何にも代えがたい喜びですよね。
ということで「真剣勝負がしたい!」と思っていた私に、奇跡の出会いがありました。そう、「百人一首」。
友達が「一緒にやろう」と言ってくれたので、今回思い切って覚えて始めることにしました!(本当はゴールデンウィークに覚える予定だったのですが、後回しにしていました笑)
今日は初めて百人一首に触れてみた感想を語っていこうかなと思います。
かるたへの興味
私はもともと「上毛かるた」という群馬県の郷土かるたをまあまあガチで(矛盾表現)やっていたので、かるたである百人一首には興味がありました。
▲上毛かるたなら負けません
でも「百人一首やるためには、まず小倉百人一首を全部覚えないといけないからなあ」という億劫な気持ちが先行して、なかなか手を出せずにいました。
そんなとき、私とよくボドゲとかして遊ぶ麻雀プロの友達が「百人一首一緒に覚えよう!」って言ってくれて、「誰か一緒にやってくれるならやろうかな」という気持ちになったんですよね。一回「この日までに覚えよう」と決めた日があったんですが、その日までにはふたりともまるで覚えていなく、ただ居酒屋で飲み食いしてその後フリースペースでボドゲして、ボウリングして帰るという酷い有様でした(笑)。
その後、「今度かるた詳しい人にガッツリ教えてもらえる日を作ったから、その日までに絶対に覚えよう!」という話になり、その日が先日だったというわけです。
決まり字の暗記を頑張った
私は暗記が得意な自負があったので、直前の麻雀最強戦までは麻雀に集中して、それが終わったらかるたをやろうと決めていました。しかしもう残された時間はなく、前日の夜から本気を出すという、さながら高校生や大学生の試験前みたいな状態に追い込まれていました。
そんな絶望的な状況でしたが、X(旧Twitter)である方が「決まり字の覚え方」を手書きでまとめてくれたんです! 全ての歌に対応していて、信じられないくらい役立ちましたね……! 百人一首の暗記をXで宣言していた自分、めちゃくちゃファインプレー! そして覚え方を送ってくれて本当にありがとうございます!
▲すづさん提供の覚え方。助かりました!!
マジでこの画像がなかったら、4分の1も覚えられなかったと思います。人に助けられて生きてるなあって感じるよなあ。
初めて知った百人一首の常識
いざ本番の日。正式な試合なら取り札を50枚使うんですが、練習のために最初は札の枚数を少なめにして対戦。「上毛かるたで慣れてるから、まあまあいけるやろ!」と思っていましたが、これが全然うまくいかない。
まず絵と違って記憶に残りにくくて、札の位置が全然覚えられないんですよ。これちゃんと覚えてる人たちすげえ。
そして決まり字がまだあやふやな部分があるので、「あれ? これなんだっけ?」って迷ってると反応が遅れちゃうんです。もっともっと体に染みつくまで覚えないと、最強かるた戦士になる日は遠いなあ! と思いました。
そしてちょっとずつ札の枚数を増やしていって、最後の方には「札の配置を固める」ことに。ん? 「固める」って何??
私は知らなかったのですが、百人一首では自分の陣地の札は、基本的に自陣の札の配置をあらかじめ決めて、頭に入れてから試合に臨むんですね! だからみんな、試合前の暗記時間は相手の陣地の札を覚えることに集中できると。なるほど。自分も上毛かるたの時にそれやっておけばもっと強かったなあ()
指導を受けながら、自分の置き方を決めました! 基本は一度決めた配置とずっと付き合っていくらしいので、愛情を持って覚えていかないとなあ。
▲暗記のために、100枚の札を全部出して練習
▲自分が覚えやすい配置を決めていく
こうやってしっかりとした会をやると、本当に勉強になること多くて「またやりたい!」ってなりますよね。百人一首やろうって思ったのも、自分が麻雀にハマって友達と出会ったからだし、人生何があるかわかりませんね。やっぱり、人との出会いは大事にしていかないとなって思います!
こうちゃんに質問
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