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みなさんこんにちは! 編集部の石田武蔵です。その昔、麻雀プロをしていました。

最近では子ども向けの習い事として麻雀教室が開催されるなど「知的スポーツ」としての一面を強く押し出している「麻雀」。

特にプロリーグであるMリーグはポップアップストアができるほどの人気ぶりで、麻雀というコンテンツの成長をひしひしと感じます。

この機会に「麻雀をやってみたい!」という人も増えてきている反面、ルールの細かさや用語の多さ、毎回変わるアガリ点数など、麻雀が複雑そうでなかなか手が出せない……という人も多いはず。

そんな方におすすめなのが、自分では打たずに他の人の麻雀の試合を観戦して楽しむ、いわゆる「観る雀」という楽しみ方です。なんとこの「観る雀」、必ずしも細かくルールを理解している必要がないんです

今回は、麻雀のルールがわからなくても盛り上がれる「麻雀観戦(観る雀)」の楽しみ方をご紹介します!

麻雀ってどんなゲーム?

麻雀は基本4人で遊ぶゲームです。4人といってもチーム戦ではなく、1vs1vs1vs1が基本的な戦いの構図となります。

▲大体のイメージ図。何回かゲーム(局)を繰り返して、最後に持っていた点数が多い人が勝ち!

各選手は自分が持っている14枚の麻雀牌を順に1枚ずつ交換していき、一番最初に決められた形を作った(=アガった)人が点数を獲得します。何回かこのやり取りを繰り返して、最終的に持っている点数が一番多い人が勝ちというゲームなんですね。

本来、麻雀をしっかりプレイするには点数計算(決められた形がどれくらいレアか)や牌交換の定石(いわゆる牌効率)を学ぶ必要があるんですが、観る雀にそこまでの知識は要りません。

では、「観る雀」の人間はどこに注目すればよいのでしょうか?

注目ポイントを抑えよう!

ポイント①:4人全員を見る必要はない!

まずひとつ目のポイントは、「その局の主役が誰なのかをなんとなく理解する」ことです。

麻雀は基本4人で遊ぶゲームですが、初心者が4人全員の状況を追いかけるのはなかなかに大変。そこでおすすめなのが、その局で注目すべき選手、つまり「主役」になりそうな人が誰か判断することです。

麻雀が将棋などと大きく違う点として、勝敗に運要素がかなり絡んでいる点が挙げられます。

局のはじめに各者に配られる麻雀牌(=配牌)は完全にランダム。決められた形(=アガリ)に近い人もいれば、てんでバラバラな人もいます。当然、バラバラな人よりもある程度揃った配牌をもらった人の方がアガる確率が高くなります。

局の最初に4人の配牌が映ることも多いと思いますので、なんとなく手牌が揃ってそうな選手(=その局の「主役」になりそうな人)に注目するとよいのではないでしょうか。

特に、「2~3枚の同じ牌を複数セット持っている」「2,3,4など連番の牌がたくさんある」人は要注目です!

また、1位と2位の選手がっている場合などは配牌に関わらずその2人の選手を追っていくのもよいと思います。

ポイント②:実況・解説を聞いてみよう!

ポイント①では最初に映る映像から見る人を決める話をしましたが、「そんなに細かく見られないよ!」という方もいると思います。

安心してください。多くの麻雀配信には実況者・解説者がいるんです。

大抵は現役のプロ選手など、ある程度麻雀に詳しい方が実況・解説につきます。仮に最初の場面を見逃しても、「この人はいいですね!」とか「これは高くなりそうですよ〜」とそれぞれの選手の状況をわかりやすく言葉にしてくれるので、注目する選手には迷わないはずです。

▲実況・解説のイメージ。聞いているだけで状況が伝わってくるかも

また、実況・解説の方が言及してくれるのは選手の配牌だけではありません。

選手自身のプロフィールや、得意な戦い方、ときには「選手が今日食べたご飯」などのほんわかした話まで、対戦選手が身近に感じられる情報をたくさん提供してくれるのが実況・解説のいいところ。

プロの実況・解説を聞いて、麻雀をもっと身近に感じてみましょう。

ポイント③:「選手自身」に注目しよう

さて、麻雀の魅力はゲームのみにとどまりません。麻雀を打っている選手自身にも注目すべき要素があります。

例えば、選手のファッション。多くの観客を擁するMリーグでは選手が髪色を派手に染めて出場することも珍しくありません。

また、選手によって所作、つまりゲーム中の動作も異なるため、麻雀の試合を見慣れてくると「この人はリーチする時の指遣いが独特だな」「牌の切り方が綺麗だな」といったこともわかるようになってきます。

ゲーム内容以外に注目することで、楽しさが何倍にも膨れ上がるということなんですね。

終わりに

さて、9/6(土)13時からはいよいよ「QuizKnock麻雀最強決定戦」がプレミア公開されます。見慣れたメンバーによる「ガチの麻雀勝負」が見られる珍しい機会であること請け合いです。ここに書いてある麻雀観戦のポイントを実践してみるチャンスかも?

私も解説として参加しているので、ぜひご覧ください!

それでは次回の記事でお会いしましょう。 Au revoir!!

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この記事を書いた人

石田武蔵

Web編集部の石田武蔵(いしだ・むさし)です。普段は記事の編集などをしています。競技麻雀、GeoGuessrが趣味です。自分の好きなことについて記事を書きます。仲良くしてね。

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