「生姜の神社」のヒミツ
「この辺りで生姜が名産だったから」……とかじゃないんですか?
この辺りの地域では特に名産というわけではないんです。
そもそも生姜の生産量が多い都道府県って高知だったり熊本だったり、温暖な地域が多いんですね。
確かにそうですね。それに比べて石川は特に温暖な地域というわけでもないし……
だから、わざわざ「生姜」をはじめとした香辛料を祀る理由はよくわからないんです。
▲「最近は逆に、この神社の信仰に合わせて周辺で生姜を作っていたりしています」
そうなんだ……。あ、でも「はじかみ大祭」の最後で生姜湯を配っていましたよね? あの生姜湯には何か由緒はあるんですか?
ああ、そうですね。祭神が生姜を司っている由緒は不明なのですが、そちらの祭りの生姜湯には明確に由緒がありまして……
よくわかる! 生姜湯の由緒
……ということがあって、この伝説が起こった日にちが6月15日なので、毎年固定で6月15日がお祭りの日となっているんです。
あと、この出来事が起きたのはまだ社殿の移転前だったので、今でも伝説が起きた昔の社殿の場所から霊水を汲んでくるようになっているんですよ。
なるほど、そうだったんですか!
ちなみに生姜はどのようなものを使用しているのでしょうか?
生姜は、全国の各地から奉納品として頂いた生姜をミックスしてるんです。それを儀式で清めたものを飲むことによって、みなさんのからだの中まで清めることができるんです。
へぇ~! そうだったんですね。
祝詞の「スパイスカレー」の謎は?
お祭りの生姜湯の由来もわかったところで、今度は我々がお祭り中に気になったことの話題に。
あの、聞き間違えじゃなければなんですけど、お祭りで祝詞の途中に「スパイスカレー」って単語出てきませんでしたか?
ああ、それはきっと、お祭り中のスパイスカレーの振舞いのことを言っていたのではないでしょうか。
アレか!
▲アレ
祝詞というのは、基本的に神様に祭りの儀の報告をするために読み上げられます。そのため、お祭りの一環で行われたスパイスカレーの振舞いも祝詞に含まれるんですね。
祝詞は基本的に大和言葉で話すのですが、大和言葉に変換できない語はそのままの形で残ってしまうので「スパイスカレー」という単語が残ったんだと思います。
たしかにカレーを日本の言葉だけでいうのは無理があるか……
勉強になったね。
こうして、はじかみ神社への疑問が解消したところでインタビューは終了しました。
はじかみ神社、「生姜を祀る」という珍しい特徴を持つだけでなく、おもしろいポイントがたくさんありました! みなさんもぜひ一度行ってみてくださいね!
おさらいクイズ
それでは最後にクイズです!
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