問題の解説
第1問
【オーストラリアで、犬の飼い主に対し散歩を義務付ける法律が施行されました。罰金は最大4000オーストラリアドルとなりますが、これは日本円でいくらくらいでしょう。】
正解は「29万円」でした。
オーストラリアの首都、キャンベラを含む「オーストラリア首都特別地域」(ACT)で、ペットとして飼育されている犬に対し、その飼い主に散歩を義務付ける法律が施行されました。
法律では少なくとも1日1回の散歩を義務付けており、散歩させるよう命じられても従わないような場合には、最高で4000オーストラリアドル(およそ29万2000円)の罰金が命じられます。
この法律は犬の福祉向上を意図したもので、このような目的の法律がオーストラリア国内で施行されたのは、初めてとなります。
ちなみに記事執筆時点での為替レートですが、1米ドルが107.92円。1豪ドルが73.01円でした。
第2問
【ラグビーでは試合開始前に対戦チームが国歌を歌いますが、アイルランド代表は国歌ではなく別の曲を歌います。それは、なぜでしょう。】
正解は「アイルランド共和国の代表ではなく、アイルランド島の代表だから」でした。
28日に行われたラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦で、優勝候補の一角にも挙げられているアイルランドを日本が撃破し、大金星を挙げました。
この快挙は、日本国内だけでなく、海外でも大きく報じられています。
さて、一般に「イギリス」と呼ばれる国の正式名称は、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」です。
このことからもわかる通り、「アイルランド共和国」がある「アイルランド島」の北東部(北アイルランド)は、アイルランド領ではなくイギリス領です。
以上を踏まえて、ラグビーのアイルランド代表は、アイルランド共和国としてではなく、北アイルランドを含めたアイルランド島全体の代表として出場します。
そのため、国歌ではなく『Ireland's Call』というラグビーアンセムが歌われます。アイルランド代表の試合を観戦する際には、サビだけでも覚えておくとより盛り上がれますよ!
第3問
【鈴木雄介選手が世界選手権で金メダルを獲得した、五輪男子では「20km」「50km」の種目がある競技は何でしょう。】
正解は「競歩」でした。
カタールで開催中の陸上の世界選手権、男子50km競歩で、日本の鈴木雄介選手が優勝しました。競歩で日本選手が金メダルを獲得したのは、世界選手権では初の快挙となります。
また今回の優勝により、鈴木選手は2020年東京オリンピックの50km競歩の代表に内定しました。なお、鈴木選手は20km競歩での代表入りも目指すとのことです。
選択肢ですが、2020年東京五輪の「競歩」は、男子が20kmと50km、女子は20kmで行われます。
また「マラソンスイミング」は男女とも10kmで開催。「エアライフル」は男子と女子、混合のすべてで10mの距離で行われます。