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観戦がもっとわかる!クイズ用語集

「もう一回」(「もう一度」)

解答に対して、出題者が「もう一回」「もう一度」などと呼びかけることがあります。

これは「正解にはできないけれど、非常に惜しい解答」に対して使われます。これを言われた解答者は、最初の解答から軌道修正をして別の解答をする必要があります。

【「もう一回」の対象となる例】

▲「もう一回」の例(クリックすると再生されます)

「IT企業『スピラリンクス』の採用試験で、最終選考に残った就活生たちの不都合な秘密が次々と明かされていくという内容の、浅倉秋成のミステリ小説は何?」(A.『六人の嘘つきな大学生』)

という問題に、高松が「『六人の嘘つきな大学生たち』」と解答。正誤判定の基準により、この解答は「惜しい解答」とされていたため、「もう一回」が宣言されました。この後、高松は軌道修正に成功し、正解にたどり着いています。

「聞こえませんでした」

解答者が何と答えたのかよく聞き取れなかった場合、出題者が「聞こえませんでした」と言うことがあります。

これは言葉のとおり、「聞こえなかったので、もう一度同じ解答をしてください」ということ。この場合、最初の解答からは変更せず、同じ解答をする必要があります。

▲「聞こえませんでした」と「もう一回」の違いはこちらから

「カウントを続けます」(「カウント続行」)

解答に対して、出題者が「カウントを続けます」と言うことがあります。

これは「その解答だけでは正解にはできないので、続きも含めて解答してください」ということ。解答者は、続きの要素を含めて解答することが求められます。

【「カウントを続けます」の対象となる例】

▲「カウントを続けます」の例(クリックすると再生されます)

「boco」や「Shokz」の製品に代表される、頭蓋骨を振動させて音を伝えるタイプのイヤホンを何という?(A.骨伝導イヤホン)

という問題に、須貝駿貴が「骨伝導」とだけ解答。答えとして要求されているのは「骨伝導イヤホン」であり、「骨伝導」のみでは正解とすることができないため「カウントを続けます」と宣言されました。須貝は解答に要素を足すことに成功し、見事に正解を掴んでいます。

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