QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。今回紹介するのはあのメンバーの名場面です。
伊沢の考えた「#絶体絶命」よりバエないハッシュタグ
「#曲学阿世」
この名回答が登場したのは、2019年6月20日に公開された動画「【バエない】東大生流のインスタの遊び方を考えました【陰キャホイホイ】」。お題に沿った「インスタグラムで使われていそうなハッシュタグ」を順番に考え、前の回答者よりも少ないかつ1件より多い検索ヒット件数を狙う企画です。
最初のお題は「四字熟語」。基準となる件数としてふくらPが出したのは「#一期一会」で、約23万3000件がヒットしました。
最初の回答者の山本祥彰は、これよりもヒット数が少なくなりそうなちょっとバエないハッシュタグとして「#絶体絶命」を検索。2665件がヒットし、無事にクリアします。
▲ヒット件数は「#一期一会」のおよそ100分の1に
山本に続く回答者の伊沢拓司は、「#絶体絶命」よりバエない、1件以上2665件以下がヒットする四字熟語を考えます。
ここで出した回答が「#曲学阿世」でした。
▲なぜそれが出てきたのか
曲学阿世:学問上の真理を曲げて、世間や権力者の気に入るような言動をすること。
「インスタどころかいつ使うの?」な回答に、須貝駿貴から「絶対ないと思ったでしょ」、山本からも「ヒット件数3件とかでしょ?」と言われてしまいます。
▲須貝「(ヒット件数)0だと思ってるでしょ」 伊沢「あるあるあるある!」
▲あの名シーンから再生されます
「#曲学阿世」を検索した結果、ヒットした件数はなんと3件。3件しか使われていないハッシュタグを思いついた伊沢の名プレーに加え、山本がピンポイントでヒット件数を当てたことに盛り上がるメンバー一同なのでした。
▲珍回答で名プレーに驚く3人
続く回答者の須貝は、3件より少ないハッシュタグを思いつけるのか……3人が考える「バエないハッシュタグ」の数々は、ぜひ動画にてお楽しみください!
この動画の1年後、新型コロナウイルスが猛威をふるい、巷では不確かな情報に学術の気配のみをあしらった言説が乱立しました。「曲学阿世」という言葉がにわかに不穏さを増す中、明るい冗談としてなおこのハッシュタグがパワーを持ち続けていたことに、どこか勇気をもらった気がします。
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
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