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前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです。

答え

答えは「」です。「方言」「格言」「言外」「言質」という4つの熟語ができます。「言外」は「ことばに出さない部分」や「ことばに含まれている意味以外のこと」です。「言質」は「げんち」と読み、「証拠となる約束のことば」という意味で、主に「言質を取る」という形で用いられます。

▲解答

「言」の音読みは「ゲン」「ゴン」、訓読みは「い(う)」の他、「こと」もあり、「言葉」や「言霊(ことだま)」(ことばに宿っている不思議な力)といった熟語に用いられています。

「言」の漢字が用いられた四字熟語はとてもたくさんあります。日常でも、「言語道断」、「一言一句」、「他言無用」、「有言実行」などをよく耳にすることが多いのではないでしょうか。その他にも、「一言半句」「巧言令色」「悪口雑言」などがあります。

▲「言」という字を使った四字熟語はたくさんある

また、「言」という漢字が使われている地名は大変珍しく、例えば、静岡県磐田市には「一言(ひとこと)」、岡山県岡山市には「中納言町」という地名があります。

旧地名でいうと、かつては東京都墨田区向島の隅田川東岸地域を「言問(こととい)」と呼んでいました。(なんだかなじみのある人名を思い起こさせる地名かもしれませんが、)この「言問」という地名は歴史がとても深く、伊勢物語の「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」の歌に由来するといわれています。現在でも、「言問橋」(隅田川にかかる国道6号の橋)や「言問通り」(文京区の東京大学の本郷キャンパスの前から言問橋まで)など、「言問」という旧称の名残が見受けられます。

▲隅田川にかかる言問橋 via Wikimedia Commons Jun Matsuo CC BY 3.0


ぜひ次回の「和同開珎」にも挑戦してくださいね。「今日の一問・漢字編」もおすすめです。

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この記事を書いた人

胡桃

慶應義塾大学大学院修士課程2年の胡桃です。心理学を学んでいます。心理学の面白さを伝えられる記事や、日常の中のふとした疑問を楽しみながら解決できる記事を書くことが目標です。写真撮影とディズニーが大好き。記事を通して一緒に楽しく学んでいきましょう!

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