こんにちは、QuizKnock編集部です。
QuizKnockが東京大学の学生にアンケートを実施し、彼らの実態に迫るシリーズ「東大生のホンネ」。今回東大生に尋ねたのは、「無人島に1つだけ持っていきたいものは何ですか?」です。
いくら頭のいい東大生とはいえ、伊沢拓司のように無人島でのサバイバルを経験したことがあるのはごく少数でしょう。果たして、東大生は無人島で生き残るために何を持っていくのでしょうか?
実際のサバイバル生活に役立つものから、想像の斜め上をいく発想まで、さまざまな回答が揃いました。
ちなみに今回は、「アイ・アム・冒険少年」(TBS系)で何度も無人島サバイバルの経験がある伊沢拓司にも聞いてみました!
私も答えました!
アンケート実施方法
- 実施期間:2021年8月23日〜29日
- 調査対象:東大生 84人
- 有効回答件数:70件
(2021年12月17日22:50 お詫びと訂正)記事掲載当初のアンケート実施期間と調査対象の東大生の人数に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
目次
◎ 1位はやっぱりあの道具
◎ なぜそれを? 個性的すぎる回答集
◎ 無人島サバイバル経験者・伊沢拓司は何を選ぶ?
1位は「ナイフ、刃物」
第1位となったのは、アンケートに答えた東大生の2割以上が回答した「ナイフ、刃物」でした。その理由をみていきましょう。
武器にもなるし、調理具としても使えそうだから。
家を建てるにしろ、銛や釣竿など様々な道具を作るにしろ、ナイフがないと労苦が段違いであるから。また、水の確保などはペットボトルやドラム缶など漂流物を加工・利用することで可能となるが、ナイフの代わりとなるような漂流物・自然物の存在は想定しにくいから。
▲やっぱり刃物類は重要
調理に使ったり、武器にしたりと様々な使い方をできることが、第1位の決め手となったようです。
火、飲み水……実際問題としてないと困る!
第2位となったのは「ライター」。やっぱり生きるために火は欠かせませんからね。
火の確保が最も重要だと思うから。
食物を調理できるうえに、火を起こせば島外から助けが来る可能性が高い。
▲こんな風に火起こしするわけにもいかないし……!
第3位は「濾過装置、浄水装置など、きれいな水を確保するためのもの」となりました。
水は大事。
とりあえず飲み水がないとすぐ死ぬ……。
なぜそれを……? 個性的な回答がずらり
上位を占めたのは実際のサバイバル生活に役立ちそうなアイテムでしたが、ランキング外には個性的な回答がたくさんありました。
無人島で快適に過ごしたい!
メガネ。そう簡単には合うものを作れないから。
大量の日本酒。料理の臭みとりにもつかえるし怪我をしたときの消毒にも使えるから。
▲「大量の」というところが気になる!
親友。笑い合える友達さえあればどんな環境でも楽しく過ごせると思うから。
「メガネ」を選ぶあたりがすごく現実的ですね。「親友」の理由にほっこりしましたが、よく考えたら無人島に「持っていかれる」側の親友はちょっとかわいそうかもしれませんね……。
定住前提で無人島へ?
脱出するために「船」と回答した人もいた一方、なかには相当な長期戦を見込んだ回答もありました。
自分の名前が入った看板。もはや無人島ではなくなったことを証明するため。
鑿(のみ)。岩に彫られた文字は、それなりの年月消えずに残っていると考えます。なので、鑿があれば無人島にある岩に文字を彫ることで、自分が確かに存在したこと、そして自分についての情報を未来の人に知ってもらえると思うからです。
▲きっと無人島に石碑ができる……!
続々と集まってくる猛者たち
さらに個性的な回答は続きます。
バナッハ・タルスキーの定理。ココナッツを増やして生き延びるため。
バナッハ・タルスキーの定理:「球を有限個に分割してうまく組み替えると、もとの球と同じ半径の球を2つ作ることができる」という数学の定理。数学的に正しいことが証明されているが、あまりにも直感とかけ離れているために「バナッハ・タルスキーのパラドックス」ともいう。これでココナッツを増やそうだなんて、まさかデジャヴか……?
また、「キャンピングカー」やポケモンの「キャモメ」など、こちらの動画にも登場した回答もありました。
▲【「き」で始まる無人島に持っていきたいものといえば?】のお題から再生されます
そして極めつけはこちら
伊沢拓司。生き残れそうだから。
自ら無人島に行くだけではなく、ついに「持っていかれる」側になってしまった伊沢拓司。でも、本人も手ぶらで無人島に行くわけにはいきません。では、伊沢は何を持っていきたいのでしょうか?