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河村です。どうも。

皆様この記事はご覧になったことがありますでしょうか。編集長・伊沢が文房具をオススメする記事です。

今回は夏休みスペシャルということで、文房具のオススメ第2段。河村がお送りします。

人間は環境に左右される生き物、そして文房具は「簡単に変えられる環境」。

なんだか勉強気乗りしないな、という人はまず文房具を色々試してはいかが?

もしかしたらあなたに合うものが見つかるかもしれません(合わないものをムリに使う必要は無い旨、一応述べておきます)。

①ワークスペースはデカイほどいい! 「おえかきちょう」で秘密学習

さて勉強しましょうという時に用意するものは何でしょう。教科書参考書の類、筆記具、それからノート

ノートは学校でも使いますからね、ご家庭の学習でも当然ノートを使いますネ。

 

……というのは思い込み! 学校では使えないアイテムも自宅学習ではガンガン使ってよいのです。

そして今回「ノートの代わり」としてオススメなのが、こちらの「おえかきちょう」。かわいい!

綿棒はスケール

(下の動画でもオススメしたので知っている人もいるかも)

おえかきちょうの何がいいって、何よりデカイ。デカさは正義なのです(A3サイズを選ぶとよいです)。

図も文字も書きたい放題。ノートで厄介な「ページまたぎ」による見返し作業が圧倒的に減ります。

歴史の流れ、英語の長文など、「普通のノートには収まりきらないもの」が見開きに書けます。表紙のアニマルズからは想像できないほどの圧倒的包容力。

字が小さいのでなく、スペースがデカイ。
左上の拡大。東大生の字は必ず汚い(意図的に普段レベルの殴り書きをしています)。

上の写真では、文字サイズはかなり大きめです。

また、基本的に無地のため、数学・理科のような「試験の解答用紙が白紙」系の教科にもオススメ。日頃から本番を見据えた演習を。

また、おえかきちょうを使うことによるメリットは他にもあります。

それは特別感。「これを勉強に使っているのは僕だけだろう」という、ちょっとした優越感でモチベーションをブーストできます! 勉強はモチベーションから。

そういうわけで、今回は特別感のために「ちょっと異端」な文房具を紹介していきます。

②絶対にプリントを無くすな! クリアファイルは「100枚」買え

さて、おえかきちょうで勉強を始めましょう……。教科書に、筆記具に、それから……。

授業でもらったプリントが無い!

これではもはや勉強になりません。そんな「勉強以前の失態」を防ぐためのアイテムがこれ。

残像ではない

はい。ただのクリアファイルです。ものすごくたくさんあることを除いて。

商品を見てもらった方が早い。実はクリアファイルは100枚単位で売っています。

そして1000円くらいで買えます。買ってください。

これを買ってどうするかというと、教科ごとにクリアファイルを持ち歩くのです。

今まで「教科書+ノート」のセットだったものを、「教科書+ノート+その教科専用のクリアファイル」にする。そしてその持ち歩きを習慣づける。

これで「授業プリントを無くす」事態は「教科書を無くす」レベルまで起きにくくなります。

そのために、クリアファイルはあればあるだけいい。高いものを一張羅的に使うものではないのです。ゆえに、100枚買いがオススメ。

③色ペンは魔法の杖だ! 「スタイルフィット」をカスタムし倒せ

有名なペンなので知っている方も多いでしょう。こちらuniブランドの「スタイルフィット」。

高級感を演出

このカラーペン、「インクの色を自由にカスタマイズ」できます。

本体は色・シリーズ共にお好みで。個人的には高くていいヤツがオススメ(長く使うので)。

さて本体を決めたところで問題となるのが、リフィルの色のカスタマイズ。かなりの種類があるので、使いやすいのを大前提に、愛着がわくように独自性も狙っていきましょう。

ここで重要かつ見落としやすいことが、「色ごとにペン先の太さを変えてもよい」ということ。何も考えないと、同じ太さで揃えそうになりません?

それでは一例として、僕のオーダーをご紹介しましょう。本体は3色対応です。

1.オレンジ0.5。オレンジは太いのを。赤シートで隠れる色を選びましょう(意外にもスタイルフィットのピンクは隠れません)。オレンジの重要性は後述します。

2.ブルー0.38。先生のこぼれ話や、オレンジで書くまでもないけれど重要なことを担当する、いわば「2番手」の色。赤シートで消えません。ちょっと抑えて0.38。

3.グリーン0.28。メモ書き、注釈など「細かいけど書いておいたほうがいい」ことを司る、第3の色。0.28で細かいところにも書きやすく。

それぞれの色系統に若干のバリエーション(例えばオレンジ→オレンジ/ゴールデンイエロー)があるので、比較検討して好きな色を選びましょう。カスタマイズで独自性を追求!

また、5色対応の本体を使えばここにもう2枠色が足せます。当然独自性はこちらの方が高くなります(でも僕は3色ホルダーのデザイン性を選びました、その辺りもお好みで)。

自分だけ」のペンはモチベーションのアップにつながります。こいつを使ってやろう、と思いさえすれば、勉強を始められると思いませんか?

④赤で染め上げろ! 「セキセイバインダー」は赤シートが秀逸

ルーズリーフのバインダーなんてどれも同じだろ、とお思いの方はいませんでしょうか。

確かに「ルーズリーフをまとめる」という機能はどのバインダーも持っています(というよりそれがバインダーの仕事です)。

それでは何でバインダーを選べばよいかというと……付加価値

セキセイのルーズリーフバインダーには赤シートが付いてくる、そしてこれがスグレモノ!

ぼくのすきないろ
見づらいがポケットもついている

この赤シート、使わない時にはルーズリーフと一緒にしまっておけます。そして使う時には「ペコッ」と引っ張るだけ。

赤シートを極限まで召喚しやすくしたバインダーなのです。

こうなってる。ペコっと入れ外し出来る。

赤シートを使ってどうするの、というのは次の項で。

⑤赤シートには赤ペンだと思った? 時代は「オレンジペン」

赤シートは赤ペンで書いた文字を消して見ることが出来る、優れた暗記グッズです。

重要なことを赤で書いて、赤シートを被せれば見えなくなるのです。

しかーし! 「重要なことを赤で書く」、これではシートのポテンシャルを活かしきれていない。見直していきます。

「重要なことを赤で書く」を「覚えたいことを全部オレンジで書く」に言い換えましょう。これで圧倒的に復習効率が上がります。

覚えたいことは全部オレンジで書けば良い。必要な単語は全部オレンジにして隠してしまう。

ノートが半分以上オレンジになったっていいのです。その分だけ覚えられるんだから。先生が黒板に白で書いていても、覚えたいならオレンジです。

授業を聞きながら、覚えたい部分を全部オレンジで書く。そうするとかなりオレンジなノートが出来上がります。どオレンジ。

そして休み時間になった瞬間、セキセイバインダーから赤シートを取り出し復習を始めるのです。

授業中のノート写しを「復習アイテム作成」にも使う。これが合理化です。

(また、授業直後の復習はかなり効果があります。勉強法としてオススメ)

……赤でなくオレンジを使う理由ですか? まず(画像では分かりにくいものの)発色が鮮やかなこと、加えノート一面に使うには赤は圧が強すぎること、そして回りが赤を使っている中、自分だけがオレンジを使っているという特別感を味わえること、更に前回紹介したぶっとい赤を併用できること、この4つです。ゆえにオレンジ。

最重要が赤

ぶっとい赤ペンの案内↓

⑥モチベをコントロール! 「カラールーズリーフ」で記念碑を建てよう

ルーズリーフには「白でないもの」もあります。これを1つ買っておきましょう。

青・緑・黄・橙・赤のルーズリーフ戦隊。

買っても、普段使いはしません。記念碑的に使うのです。

たとえば、章の終わりのまとめ。たとえば、1000個目の英単語。そういう「記念すべき1枚」に、カラールーズリーフをピンポイントで使いましょう。

目的は「モチベーションの管理」。ああ僕は頑張ったのだと、ルーズリーフの色で確認。

沢山の使い終わったルーズリーフの中に、記念碑が挟まっている。無味乾燥な勉強の軌跡の中に一点、確かに頑張った証拠が見えるのです。

達成感を、頑張りの成果を、しっかり実感してください。「○○ページやった」という「形式的」な勉強に意味はありませんが(編集長が下の動画で再三言っています)、それと「勉強に1つの区切りをつけて、また次に頑張る原動力を得ること」は別です。

成果を実感して、それを次のステップの足がかりにする。具体的には、中だるみの防止に効果があるでしょう。


さて、オススメ文房具をメーカーもバラバラに紹介してまいりました。現在の売れ線は完全に無視です。過去に流行ったものも、これから流行りそうなものもあるでしょう。

これらの文房具はある程度あなたの効率、そしてモチベーションに寄与してくれるはずです。

ぜひ、ここで紹介した商品をお試しください。「自分に合った」文房具との出会いを願っております。

そしてQuizKnock謹製の勉強法動画も見れば、この夏は言うことなし! あとはやるだけ!

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この記事を書いた人

河村・拓哉

河村です。どうも。日頃は主にYouTubeで活動していますが、同じく「楽しいから始まる学び」に寄り添って記事も書いていきます。東大クイズ研OB。

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