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解説

それでは解説です。

前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです。

今回は私と一緒に解いていきましょう! どんな工夫をすれば、赤い角の大きさを求めることができるでしょうか。

今回の解き方をまとめた図がこちらです。ポイントは、補助線を引いて赤い角を2つの角に分け、それぞれの角度を求めることです。

この流れに沿って、問題を攻略していきましょう!

補助線を引く

まずは、以下のように点O点Cを結ぶ補助線を引きます。

この補助線により、赤い角は角BOC角CODの2つの角に分けられました。したがって、この2つの角の大きさをそれぞれ求めて足し合わせることで、求めたい角の大きさがわかります。

しかも、この補助線を引くと、扇形の特徴を使った「嬉しいこと」が起きますね!

三角形BOCと三角形CODに注目する

ここで、補助線を引いてできた2つの三角形、三角形BOCと三角形CODに注目します。

OB、OC、ODはいずれも点Oを中心とする円の半径なので、長さは等しくなります。

これにより、三角形BOCと三角形CODはそれぞれ、辺OB=辺OC、辺OC=辺ODの二等辺三角形であるということがわかります。したがって、角OCB=角OBC角OCD=角ODCとなります。

以上より、それぞれの二等辺三角形の2つの角の大きさがわかったので、角BOCと角CODの大きさを求めることができます。それぞれ角BOC=180-(47×2)=86度角COD=180-(56×2)=68度となります。

これでようやく、赤い角の大きさを求めることができますね!

求める角=角BOC+角COD

角BOCと角CODは、赤い角を構成する2つの角でした。

したがって、赤い角の大きさは、角BOC+角COD=86+68=154度となります。

答え:154度


補助線を引いて、赤い角を2つの角に分けて考えられるかがポイントでした。

それではまた次の算数ノートでお会いしましょう!

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【前回の算数ノートはこちら】

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この記事を書いた人

鞠乃

芝浦工業大学建築学部に在学中の鞠乃(まりの)です。東京スカイツリーが好きです。趣味は旅行、ハロプロのライブ参戦、Jリーグ観戦、読書など。みなさんと一緒にたくさんの「楽しいから始まる学び」を体験していけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

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