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解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

1ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです

今回は私と一緒に解いていきましょう! 三角形の面積比を使えば、案外スムーズに答えを導き出すことができます。

問題の解き方をまとめた図がこちらです。

ポイントは、高さが等しい三角形の面積比を利用して、辺BCの長さを求めることです。

では、このポイントを踏まえつつ解いていきましょう!

辺BCの長さを求める

まずは、下の図で塗りつぶされた2つの三角形に注目します。2つの三角形は面積と高さが等しいことから、底辺の長さも等しくなります。したがって、左側の三角形も底辺の長さ3であるとわかります。

辺BCの残りの部分についても、同じようにして長さを求めます。今度は下の図に示した2つの三角形に注目してみましょう。含まれている三角形の個数から、面積の比は1:3です。この2つの三角形もまた高さが等しいので、底辺の長さの比1:3となります。したがって、辺BCの残りの部分は長さが(3+3)÷3=2であるとわかるのです。

辺BCの長さがわかりました。ここまで来れば、答えまであと少し!

辺ABの長さを求める

以上のことから、辺BCの長さは2+3+3=8であるとわかります。また、三角形ABCは面積16の三角形5個が集まったものなので、その面積は16×5=80。三角形の面積は「底辺×高さ÷2」で表すことができるため、辺BCを底辺としたときの高さにあたる辺ABの長さは80×2÷8=20となるのです。

答え:20


少ない情報から、必要な辺の長さを導き出せるかがポイントでした!

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【前回の算数ノートはこちら】

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この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学4年生の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

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