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前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

手をつけづらい形の四角形ですが、どのようにして面積を求めればよいのでしょうか?

今回の解き方をまとめた図がこちらです。

今回のポイントは、「面積を求められる図形との面積比を求める」ことです。

このポイントをもとに、問題を攻略していきましょう!

図形を観察する

下の図のように点O、A、B、C、Dをおきます。

これを見ると、青く色をつけた四角形は、三角形ACDに含まれていることがわかります。また、三角形ACDは底辺も高さも与えられているので、面積を求められる図形であることもわかります。

三角形ACDに対する青く色をつけた四角形の面積比がわかれば、知りたい面積を求められそうです!

三角形ACDとの面積比を考える

下の図のように、青く色をつけた図形を半分に分割する赤色の線を引きます。

この線によってできた三角形OAB三角形OBCに注目します。2つの三角形は、高さが等しいです。したがって、その面積比は底辺の長さの比から、三角形OAB:三角形OBC=21:7=3:1とわかります。ここから、三角形OABと三角形OBCの面積をそれぞれ(3)(1)と表します。

また、三角形OAD三角形OAB合同な図形であるので、面積比は(3)です。そのため、青く色をつけた四角形の面積(6)とわかります。

したがって、三角形ACDの面積は(7)であるので、青く色をつけた四角形の面積は、三角形ACDの面積の7分の6であることがわかります。

以上より、青く色をつけた四角形の面積は、28×21÷2×6/7=252となります。

答え:252


面積比から考えることができるかがポイントでした!

それではまた次の算数ノートでお会いしましょう!

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【前回の算数ノートはこちら】

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この記事を書いた人

鞠乃

芝浦工業大学建築学部に在学中の鞠乃(まりの)です。東京スカイツリーが好きです。趣味は旅行、ハロプロのライブ参戦、Jリーグ観戦、読書など。みなさんと一緒にたくさんの「楽しいから始まる学び」を体験していけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

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