こんにちは。QuizKnock編集部です。
旬のワードをその日のうちに、さらっと解説します。
【サウジ国王がやって来る】豪華外遊 「高級ホテル1200室は押さえた」それでも足りない、高級ハイヤーも 1500人の大訪問団 https://t.co/SWQRJwJ2Sl pic.twitter.com/lmv3dqmgsL
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年3月7日
今日はこのニュースのキーワード、「サウジアラビア」について取り上げます。
まずは、サウジアラビアに関するクイズを1問どうぞ。
「サウジアラビア王国」の「サウジ」は国を治めるサウード家を、「アラビア」はアラビア半島のことで、「サウード家のアラビア半島の王国」を意味します。他に統治王家の名がついた国はリヒテンシュタイン、ヨルダン・ハシミテ王国などです。
サウジアラビアの国旗には下記の意味があります。
・色:イスラム教を表す緑
・文字:「アッラーフ(アラー、神)の他に神はなし。ムハンマドはアッラーフの使徒である」というシャハーダ(信仰告白)
・剣:聖地メッカおよびイブン=サウード(初代国王)の勝利を表している国宝の刀「ラハイヤン」
サウジアラビアは、人口約3,150万人の国で、実質GDPは約78兆円(※2016年データ。日本は約532兆円)です。国家収益のほとんどを豊富な原油の輸出によってまかなっており、消費税や個人所得税はなく、国営の医療施設や学校は無償で利用できます。
今回の国王来日には王族や企業関係者約1,000人も同時に来日し、都内の高級ホテルは満席とのニュースも。滞在期間中にどれだけのオイルマネーが日本で使われるのかも注目されています。
さて、そんなサウジアラビアのとんでもないお金の使いみちをご紹介します。
サウジアラビア東部には、イスラム教の聖地「メッカ」があります。そこに建設されている「マスジド・ハラーム」はエアコンが完備された、100万人の収容が可能な世界最大のモスク(礼拝施設)です。
その建設費はなんと10兆円以上!!現在も周辺施設が建設されており、最終的な建設費用はいったいいくらになるのかも注目ですね。
ちなみにシンガポールにある、屋上に船の形をしたプールでおなじみのリゾート施設「マリーナベイ・サンズ」の建設費用は55億ドル(2017年3月現在6,270億円)、その桁違いのコストがわかりますね。