QuizKnock雑談中須貝駿貴×田村正資「俺たちの青春・ゼロ年代を語らせろ」【QK雑談中】
スペシャルQuizKnock編集部2024.04.16
QuizKnockのメンバーがチャット形式でゆるゆる雑談する「QuizKnock雑談中」。今回は須貝駿貴と田村正資のペアでお届けします。
今回のトークテーマは「ゼロ年代を振り返る」。2人の中高生時代の思い出話が止まらない!
1991年生まれ。ゼロ年代アニメとしては「灼眼のシャナ」シリーズが原点。
1992年生まれ。2000年代で好きなアニメをひとつだけ挙げろと言われたら、『空の境界』と『BLACK LAGOON』を挙げます。
注釈:栞
ド青春のゼロ年代
さぁ、始まるザマスよ
いくでガンス!
フンガー
マトモに始めなさいよ!
これ、実は怪物くんのパロだと思うとゼロ年代でもなんでもないよな
「さぁ、始まるザマスよ」〜「マトモに始めなさいよ!」:テレビアニメ『らき☆すた』のオープニング曲『もってけ!セーラーふく』の冒頭。「フンガー」までのセリフは、テレビアニメ『怪物くん』のオープニング曲『ユカイツーカイ怪物くん』が元になっている。
たしかに。でも俺たちのゼロ年代を象徴する掛け合いではあるぞ
ゼロ年代って雑にスタートしたけど俺たちがいくつの頃の話をしたらいいんだ?
まぁ、中高くらいじゃない?
ゼロ年代は俺たち8歳〜18歳か。ド青春じゃん
『デジモンアドベンチャー』が1999年くらいか
そもそも「ゼロ年代」って言われると、オタク文化の話で使われるイメージあるからアニメの話になるよね〜
アニメの話しかしないよ今日は
2000年1月、いきなり『ポピーザぱフォーマー』で日本のアニメ界が幕を開けている。カオスだ……
ポピーザぱフォーマーってあのトチ狂ったアニメか
登場人物がチェンソーでいきなりズタズタにされるアニメね
ギリギリ『チェンソーマン』っぽい
ゼロといえば『ゼロの使い魔』なわけだが、『ゼロの使い魔』の1巻が2004年かな
※実はゼロ魔通ってない
『ゼロの使い魔』:ヤマグチノボルによるライトノベルシリーズ。2004年に第1巻が発売され、2006年にはテレビアニメ第1期が放送された。
2000年代が日本のアニメーションに多大な貢献をしたことは疑いようもないな
旧アニメ版『グラップラー刃牙』もありました。社会情勢を受けて一部内容が変更されるなど、時代の変化も反映したアニメ体験でしたね
中学では野球部だった2人
2000年代ってずっとイチローさんが選手で一流だったのか
須貝さんはどんな中学生、高校生だったんですか?
俺と出会うまでのお前の物語を聞かせてくれよ
2004年が中学1年生だったわけですが、中1のときはまさにイチロー262安打の年で、本当に野球しか記憶がないね
僕らの世代の野球のヒーローというと、イチロー、松井だったなやっぱり
『中学野球小僧』という雑誌があって、愛読しており、それに書いてあった中学生向けトレーニングとかをかなり一生懸命やってた
家のとなりが公園で鉄棒で斜め懸垂したり
まんま中学野球小僧じゃん
『バッティングの正体』『ピッチングの正体』『魔球の正体』という名著があり、作者の考え方に多大な影響を受けて「シンクロ打法」を練習して、レギュラーを目指していたよ
シンクロ打法:パフォーマンス・コーディネーターの手塚一志が提唱した野球の打法。投手の投球動作に同調してタイミングを計るバッティングモーション。
当時から好きな分野への研究はしつこくて、ハウツー本とか読みまくってたな
すごい。僕も中学は野球部だったんだけど、全然上手くできないしレギュラーにもなれなそうだからすぐに幽霊部員っぽくなっていたよ
逆に野球部頑張らなかったら何やってたの?
僕が中1というと2005年な訳ですが、この年に通い始めた塾「早稲田アカデミー」の数学の先生がオタクで、その影響でまずハルヒを読み始めましたね。(早口)
ハルヒ:谷川流によるライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズのこと。
アニメ好きの先生がいたわけだ
プリント課題に押してくれるスタンプがプリキュアだった
ハルヒ、ワイは高校1年での出会いだった(隙自語)
ハルヒが東京ドームで目覚めるシーン、当時は巨人が好きでちょいちょい野球観戦も行ってたから、わかりみ超絶深かったなぁ〜〜〜(自分の話に戻す)
小説は『ハリー・ポッター』とか『ダレン・シャン』とか好きだったのでハルヒも当然にハマったな
よく考えると、『ハリー・ポッター』も『ダレン・シャン』も『ハルヒ』も「なんでもない俺がある日普通の世界の外側の人間と出会っちまったんだが?」系のストーリーだな。王道だ。
次ページ:まだまだ続くゼロ年代トーク! 須貝と田村が出会ったTwitterの話も