QuizKnock雑談中須貝駿貴×高松慶「ホームズっぽい口調になっちゃう」【QK雑談中】
スペシャルQuizKnock編集部2023.01.31
QuizKnockのメンバーがチャット形式でゆるゆる雑談する「QuizKnock雑談中」。今回は須貝駿貴と高松慶のペアでお届けします。
動画撮影の裏側から派生して、好きな推理小説の話へ……。2人の会話の様子をぜひお楽しみください。
須貝駿貴
京都府出身。色んなキャラクターのモノマネをするのが得意。
高松慶
大阪府出身。QuizKnockの動画ディレクターとして活躍している。
案件撮影の裏側は、こんな感じです
お疲れ様です!!!!
オツカレェイス
なんか緊張しますねこれ。社内ツールで20分雑談するなんてことなかなかない
社内ツール:使っているのはSlack。「スッコココ」という通知音も趣深い。
では問題です。次の状況を説明するダジャレを答えなさい。クイズ王「コアラの赤ちゃんってお母さんの排泄物食べるんだって~」
いきなりの出題
正解は「うんち食う、うんちく」でした
草
ちなみにこれはふくらさんに「パップは厳密にはうんちではないので間違い」とされているので、こういった雑談の場でしか出せない
パップ:母親のコアラの盲腸で生成され肛門から排出される、ユーカリの葉を少し消化したもの。育児中の赤ちゃんコアラに食べさせる離乳食のようなものなので、厳密にはうんちとはいえない。
ゆるい場ならではのゆるゆるクイズ須貝さん、めちゃインテリなのに少年なところを隠さない人ですよね
併せ持っていてもなんの問題もない性質なので隠す必要がないからね
ちなみにこれは先週末の案件撮影のときに思いついた
あれ、案件撮影やのに高松おらんかったなそういえば
先週末というと……ああ
案件でも高松がいることといないことがあるってことか?
あの案件ですね(公開時期的に絶対未公開ですね)
そうですね、案件Dは複数人いるので、僕担当じゃないときはいないです
案件D:案件撮影の制作に携わっているディレクター。QuizKnockには、高松D以外にもディレクターがいる。
最近の高松の担当だと例えばなに?
最近だとUACJさんの動画を撮らせていただきました!
▲「ぺっちゃんこ」になった問題文から正解を考える企画。衝撃のラストから目が離せません
やるねぇ~。開幕からありえんほど違和感があるんだけど、絶対に正解にはたどり着けないやつね。
もともと推理小説が好きだったりするので、ああいう伏線を張る動画を作れて楽しかったですね。
好きな推理小説の話へ
推理小説! 好きな作品なんかある?
ベタなところなんですが、綾辻行人さんの『十角館の殺人』とか大好きです。
綾辻行人:1987年にデビューし、第45回日本推理作家協会賞や第22回日本ミステリー文学大賞など数々の賞を受賞している作家。デビュー作『十角館の殺人』は、十角館が建つ孤島を舞台に大学ミステリ研究会のメンバーの身に襲い掛かる謎の連続殺人を描いた作品。
いいねぇ。ベタっていうのはガチでおもろいって意味やからな。まだ読んだことないで読んでみようかな。
ちなワイ、いろいろあるけど、結局「シャーロック・ホームズ」シリーズがバケモンほどオモロイという結論に落ち着く。
バケモン:「とても」「すごく」という意味の言葉。須貝がよく使う。
ホームズ~~~中学生の頃、図書館で読み漁りました
『まだらの紐』とか強烈に印象に残ってます
「シャーロック・ホームズ」シリーズ:イギリスの作家であるコナン・ドイルの探偵小説シリーズ。名探偵のシャーロック・ホームズが相棒のジョン・ワトソン医師とともに難事件に挑む。『まだらの紐』は、このシリーズの短編集に収録されている物語のひとつ。
なんか、ホームズ読んだあと、喋り方がホームズみたいになってしまうんだよな
???
え、ならん?
やたらと推理したくはなりますね
いい着眼点だよ高松くん。ただ、僕が言っていることはもう少し視野を広げたことだ。純粋に文体がホームズ化する、ということさ。
みたいな
ああ~~言われてみるとなります
これ、ホームズ化、というか、岩波書店のホームズの訳化なんだけどね
岩波書店のホームズの訳化:チャット内で須貝が真似しているのは、岩波書店が翻訳出版している「シャーロック・ホウムズ」シリーズの口調。出版社によって、翻訳の文体が少しずつ異なる。
翻訳調のしゃべり、独特なよさありますよね
ちょっと古めかしいというか、形式張っているからのよさというか
うわ~わかるわ。ありえんほどわかる。今わかりすぎてボブルヘッドと化している。昔の海外作品だと、いろんな訳があって結構面白いよね。
ボブルヘッド:頭と体がバネで繋がっていて、頭が揺れ動く人形のこと。ここでは、この人形の頭が揺れるくらい須貝は同意しているという意味。
ワトソンとワトスン、エラリーとエラリイみたいな表記ゆれとかもありますね
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